広重版画を読み解く

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歴史の謎。広重作『東海道五拾三次之内 鞠子』に隠された意味。

今から約二百年前、江戸の人たちは神社仏閣に参拝するという名目で、観光旅行を楽しみました。
駿府(静岡市)生まれの十返舎一九さんが享和二年(1802年)に書き始めた旅行記『東海道中膝栗毛』が大ブームを博し、そこに登場する主人公のコンビ、通称「弥次さん、喜多さん」は一躍人気者に。
歌川広重さんはこの二人が旅したかのように時折登場させた『東海道五拾三次』(天保4〜5年、1833〜34年)を出版しました。

広重作『東海道五拾三次之内 鞠子』

ここ丸子宿にも、彼らと思しき旅のお二人さんが、赤ちゃんをおぶった女将さんの接客で名物とろろ汁を食べているではありませんか。

さあ、虫眼鏡を片手に、この版画に隠れた丁子屋の様子を見てみましょう。

版画の中には江戸時代の丁子屋の様子が生き生きと描かれています。
画面上には当時と現代を結ぶ9つのキーワードが散りばめられています。
カーソルの表示が切り替わったポイントで解説を読んでみましょう。
(タブレットの方はいろいろ版画の上をクリックしてみてください)
赤丸のポイントをクリックして解説を読んでみましょう

広重作『東海道五拾三次之内 鞠子』
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