年別アーカイブ:2018年
写真でたどる茅葺修復のご報告
2018年04月01日
1か月ほどHPが動いていませんでした。ご迷惑おかけしました。その間、すっかり茅葺の修復も終わりに近づいてきました。振り返りも含め、間もなく終わる40年ぶりの葺き替えをたどってみます。
2018年1月31日
足場となる竹がかけられます。
「こぼし」と呼ばれる古い茅を下ろす作業が始まりました。
2月1日 骨組みが見えてきました。
2月6日 骨組みむき出しの状態。40年ぶりの姿です、次回は20年後に見られます。
中身はとてもシンプルに、竹と木だけ。ひもで結ばれています。
2月23日「屋ねり」と呼ばれる骨組みをなおす作業
毎朝薪でいぶしていたので、再利用される竹も多かった。
2月24日 記念すべき一発目のふきあげ作業はクラウドファンディング支援者によるものでした。
2月25日 下地となる茅がすべて葺かれました。ここから60センチほど厚みを出すために、下から順番に茅が重ねられていきます。
3月7日 下の方からだんだんと厚みを増していきます。
3月17日 動画撮影で最初から追いかけてくれてる松野さん。14代目嫁さんとともに。
3月23日
3月27日 頂上部分が決まりました。
浮世絵の風景をより再現するため丸みを帯びた仕上がりになっています。
3月30日 職人さんの手によりきれいに刈込されていきます。表情が一気に変わりました。
4月半ばには足場も撤去され、茅葺の風景が戻ってきます。
ここからさらに新しい時を積み重ねていきます。