丁子屋 十四代目ブログ

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茅葺修復2025 /タイムカプセル

丁子屋のなかのこと

2018年に総葺き替えをして以来、頭頂部の竹が朽ちてきてしまったので修復をお願いした。

 

 

修復前⬇︎

 

修復後⬇︎

施工した「ごてんば屋根」 峯さんに感想を聞いてみた。

峯さんは2018年の葺き替えにも参加してくれている。当時施工していただいた茅葺産業さんは残念ながらその後廃業されたが、峯さんは独立し、地元御殿場を中心に国内外で精力的に茅葺文化の継承活動を行っている。

前回の様子⬇︎

https://readyfor.jp/projects/tororotokaidochojiya/announcements/74106

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8年ぶりに丁子屋さんの屋根を触ると忘れていた当時の記憶が蘇ってくる。

解体していると「あぁ、こんな苦労が有ったなぁ」「ここは色々な人達と作業したな」とか「ここは こうすれば良かった」とか・・・。

 

40 代になった僕が30代の僕に会っている様な感覚になる。8年前、茅葺き屋根を新しく葺き替えし、雨漏りしない屋根を作る作業をした。

葺き替えは“タイムカプセルを埋める作業”とも思っている。今回は屋根上部の棟の交換。「今回は 経験を踏まえ こうしてみよう!」(前回の葺替え後)8年間の色々な経験が新たな技術となる。

 

そしてまたタイムカプセルを埋める作業。

「また いつの日か会おう!」

茅に そう言う気持ちを抱きながら棟の修理をする。

数年前に とある茅葺屋根の個人宅の修理をしている時に座敷わらしと会って以来、「生物には精霊が宿っているんじゃないか?」と思う様になった。

(映画もののけ姫で言えば“こだま”の様な精霊がいるイメージ)

 

丁子屋さんの棟で使用する竹も付近で切り、“こだま”達に家を見守ってもらう事にする。

歌川広重が描いた丸子宿の絵の風景が末永く残って行く事を願います。

 

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そして、応援に来てくれたハッチさん、キャサリンさんより

 

茅葺屋根は丸子宿に欠かせない風情だなあと感じました。

屋根も茅をたくさん差せば良いのでは無く、様子を見ながら屋根が「呼吸」しやすい様に空気の通りを良くする事で屋根の持ちを長引かせる思いで携わりました。

屋根の棟も職人さん達と「ミノガヤ」を編んだり「網垂れ」「ケントウ」装着の手伝いも楽しみながら気合いを入れながら出来ました。

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丁子屋さんの茅葺き屋根に関われ、歴史や文化を知る事が出来て良かったです。

茅葺き屋根を修理する事で先人達の想いや技術が次の世代に受け継がれていくと思うと嬉しくなり、これからも残して欲しいと思いました。

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今回嬉しかったのが峯さんを中心に、静岡内外の茅葺職人が集まってくれたこと。

中にはご夫婦で茅葺職人(しかも新婚さん♪)とか、コロナ禍でたまたま見た茅葺のテレビCMがきっかけで、職人となり独立した若者とか。

 

 

次回は2040年頃の予定

今回のメンバーはもちろん、またパワーアップしたメンバーでこのタイムカプセルを更新してくれるんだと思う。

その頃には僕自身も当然バトンを渡してるんだと思う。

 

web活始めました♪

丁子屋のなかのこと

●スタッフによるSNS(インスタ、TikTok、X)の運用が少しずつですが始まりました!

 

内側にいるからこそ感じる丁子屋の魅力を発信し、多くの方と共有してもらえたら嬉しいです。
そして「丁子屋さん」と言われるような、より身近な存在に感じてもらえたらと思います。

 

インスタ
https://www.instagram.com/chojiya_tororo/

TikTok
https://www.tiktok.com/@chojiya_official?_r=1&_t=ZS-92YwAK8K10Z

X
https://x.com/chojiya1596?s=21

フォローや、お友達へのシェアなどよろしくお願いします。

レストラン業務の合間に行うので、ほんとボチボチになりますが、発信してくれます。

スタッフ自身がやりたいと言ってくれたのが本当に嬉しいです。応援よろしくお願いします。

各部屋で感じる広重

丁子屋のなかのこと

お客様にはご迷惑をお掛けする場面もあるのですが、新人スタッフは必ず迷子になる丁子屋店内。

8部屋、180席からなり各部屋には丸子や静岡、丁子屋に関わりのある歴史上の人物の名前をもらっています。

●丁子屋店内のバーチャルツアーはこちらから⬇︎

https://discover.matterport.com/space/1WmHL4b8KuL

提供:合同会社Cohare

 

 

今日はその中で、4部屋をご紹介します。

 

今回記事を書くにあたり気づいたことなのですが。

ほんと偶然ですが、どの部屋でも広重さんを感じる調度品(ほとんどがお客様からいただいた寄贈品)がありました。

 

【一九さんの部屋】

明治、大正時代の部屋(1900年前後)で、岡本太郎さんもこの部屋でとろろ汁を召し上がってます。

12代目が婿入りした当時、この部屋と弥次・喜多さんの部屋しかなく、これらの部屋で暮らしながら、昼間はお客様に使ってもらってたとか。

で、押し入れの中で寝てたとか。。。

 

この部屋には静岡市出身である十返舎一九さんにちなんだアイテムも隠れてますよ。

 

【宗長さんの部屋】

1977年築、「そうちょう」さんの部屋で、丸子の名刹「吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)」を建てた宗長法師の名前からとってあります。

吐月峰さんのインスタはこちら⬇︎

https://www.instagram.com/saiokuji.shizuoka?igsh=MTl0YXJzdXR0M2l5OA==

 

【弥次さんの部屋】

1960年に建てられたこの部屋、1970年の茅葺移築時に元々あった街道沿いから40mほど移動し現在の場所に。

私(14代目)が子どもの頃はもっと古びた内装でしたが、13代目の時にリノベーションして開放的な空間になりました。

 

 

【広重さんの部屋】

言うまでもなく丁子屋メインの部屋。1982年に建てられ、それ以来バブルもコロナも乗り越えて、多くの皆様を出迎えてます。

広重さんの浮世絵(復刻版)全55枚を眺めながら、とろろ汁をすすれば、まさに東海道の旅人気分を味わえます。

お隣には広重さんをオマージュしたトイレ「広重ブルー」も

●詳しくは杉江建設さんホームページへ⬇︎

丁子屋 厠 ~ 広重ブルー~

●さらに詳しい部屋のご紹介⬇︎

お部屋

 

 

そしてこの度、

広重の風景を再現した茅葺の一部修復作業も無事完了を迎えます。

 

#丁子屋 #茅葺 #峯正也 #歌川広重 #十返舎一九 #宗長 #吐月峰柴屋寺 #Cohare #杉江建設

丁子屋ショップサイト

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