丁子屋 十四代目ブログ

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この冬、AIでは描くことすらできないトイレを作る

丁子屋のなかのこと

丁子屋店舗は江戸・明治大正・昭和の建物の集合体です。

 

古い=雰囲気が良い

 

もありますが、使っていて不便なところも多々あります。

 

館内バーチャルツアーはこちら⇓

https://my.matterport.com/show/?m=1WmHL4b8KuL

 

 

 

そんな丁子屋ですが、今回あえてご紹介するのはこのトイレ。

とにかく暑い!

 

この時期のご利用はおすすめしないのですが。。。。

 

暑さだけでもあえて体感してみる!

という方は、資料室のさらに奥を進んでください。ドラクエのダンジョンのような造りになっています。

すでに40年以上が経っているトイレです。

屋根には断熱材も入っていないため暑くて当然。

清掃してくれるスタッフも含め、みなさまにはご迷惑おかけしております。

 

でも間違いなく多くのお客様を出迎えてくれました。

 

 

で、この度、

ご縁あるこちらのみなさん&和紙ハタノさん+αですてきな空間を作っていただくことになりました↓↓↓↓

(右から2番目大橋史人さん&3名は野沢工務店さん)

設計:FOAS 大橋史人建設設計さん https://www.instagram.com/fumicht_tempo.ac/

施工:野沢工務店さん https://www.instagram.com/nozawa_komuten/

和紙職人:ハタノワタルさん  https://www.instagram.com/hatanowataru/

 

そもそもは

丁子屋をよくご利用いただいており、茅葺き葺き替えのクラファンなども含めいつも応援していただいている建築士の大橋さんにお声がけ。

 

平吉「トイレを何とかして」

大橋「資料室から繋がるこの空間も使って良い?」

平吉「もちろん!」

 

ってやり取りから、

大橋さんの持つ丁子屋のこの空間のイメージを、

大橋さんの人のつながりの中から、面白い表現をしてくれそうな方にお声掛けいただきました。

 

すでに数回の打ち合わせが済んでるのですが、

そのイメージをもとに、それぞれの持ち味を生かしみんなで作りあげる空間になっていきそうです。

 

 

その結果

「トイレ」という機能を備えた温かな空間が出来上がりそうです。

完成は12月末。

 

 

 

コンセプトとかも、あるにはあるんですが。

 

まずは出来上がりを見て&感じてもらって、

それぞれの中に感じたものを楽しんでもらえればそれでいいかなって感じです。

 

 

なんだかよくわからん話だと思いますが(苦笑)

 

 

もし良かったら工事前の「暑さ」を感じてもらえたらいいかなと思いました。

 

ちなみに新しいトイレには

断熱材はバッチリ入れて、エアコンもつけておきます!

 

 

 

 

地球暦×丁子屋

丁子屋のなかのこと

丁子屋に新スポット誕生!

暦師、杉山開知さんの作品が展示されました。

地球暦ホームページはこちら

・丁子屋創業当時の惑星を描いた地球暦(1596年当日)


・自然薯の一年(イラスト原画は丁子屋箸袋の作者、土壌思想家松尾先生)

 

材料に用いられたのは丁子屋厨房で使用する「すりこ木」と同じ「かしの木」

開知さん直筆の題字

「人も地球の一員である」,「人は土でできている」

丁子屋12代目の臨書であり、世代を超えた大作です。

 

岡崎建築さん、設置のご協力ありがとうございます。

 

 

 

半期に一度の全スタッフ面談始まります。

丁子屋のなかのこと

●個人面談

丁子屋では半期に一度、社員さん、アルバイトさん、シルバー人材さんなど全スタッフと、妻と私との個人面談があります。

評価基準がない頃は、「あいつはあれをやってないけど、俺はやってる」みたいな、誰かとの比較で自分の評価をさせちゃってる部分があって。

でも本当はみんな頑張ってる。その頑張り方に「共通のものさし」を作ろう!というのが始まりでした。

普段落ち着いて話を聞く機会がないのと、直接日頃の感謝を伝える場として1人20〜30分の時間を設けてます。

 

●自己評価シート

その前に、各自普段を振り返る自己評価シートを記入してもらってます。

➡各ポジションの社員より日頃の様子を聞き、僕には見えてない現場サイドから見たその人の頑張りを聴取

➡最終的に個人面談の場でフィードバック

今年から、心の安全を確認するために少し質問を増やしました。

「わかりません」が素直に言えたり、

「お願いできますか?」って頼むことって、割と気を遣っちゃったり、できなかったりすることが多くて。

 

でも最初からわからないのは当たり前だし、1人でできることって限られてるし。

気軽に聞けるって結構安心につながるんだろうなと思います。

 

それと、

下記グラフは静岡県の人口構成(2020年版)

在籍スタッフをだいたいで赤丸つけてみました。幅広い世代が頑張ってくれてるのがわかります。

みんな育ってきた環境がまるで違ってくるので、当然ですがそれぞれの「当たり前」が違ってきます。

となれば、ある程度お互いの考え方、気持ちなども共有した上でないと気持ちの良い仕事は成り立たないものです。

 

だからこそ、

お願いし合える関係ってできたらいいなと思います。

参照:静岡経済研究所発行「調査月報2022」

 

全てはスタッフも生産者も家族もお客様も「みんなが安心できる場所」を描いてくれた「浮世絵の風景」を目指して、

その風景を50年後も100年後も体現していくための取り組みだと考えてます。

ほとんどの問題はコミュニケーションが解決してくれると信じてます。

 

さらに

記入したシートを入れてもらうのは「地球暦」のケースです。

 

可能性は無限大

自分の可能性を信じたいから、まずは人の可能性を信じられる人になりたいなと、

 

そんな思いを込めて、記入したシートの回収ボックスとしてこんなん作ってみました。

 

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