丁子屋 十四代目ブログ

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「名物」とは?

イベントレポート

先日6月16日に清水の生涯学習交流館にお招きいただき、

「静岡の名物について学ぶ」というタイトルでお話してきました。

 

前半1時間は

①テレビでもお話するような浮世絵をメインにした歴史の話

②テレビでは言わないような、バブル期&食虫毒以降の『右肩下がり時代』

③たまたま自分の代表就任日≪6・16(麦とろの日)≫だったのでそのご報告と、今とこれからの東海道について

 

で、今回は皆さんに質問シートをお渡ししていて。

①海外からのお客様に「わたしのベスト清水」を紹介するならどこ?

②名物と言ったら何?      1.こどものころ 2.今なら

③わたし流のとろろのおいしい食べ方と「だし」は何を使う?

 

後半戦はこの質問に対してのそれぞれの答えをグループワークで出し合っていただき発表いただきました。

 

面白かったのが

【はんぺん】をお湯で湯がいて、それをすりつぶしてとろろにしちゃうとか。

あと、さすがご当地

イワシの削り節」とか。

 

名物といえば。。。

「追分羊かん」や「マグロ」「しらす」はもちろんのこと

「クジラのみりん干し」「イルカの味噌煮」のようないまではなかなか珍しいけど、みなさんのこどものころにはあったおやつや名物などなど。

 

それとか

「昔、山下天丼さんがあってすごくおいしかったのよね~」

って盛り上がりの中で出たこの一言。

同じ事業主としてみると、たまらなく嬉しい一言だと思います。

 

くしくも廃業されてしまったのでしょうが、それでも皆さんの心の中に残ってる!

 

僕としては日頃から

「生かされている」ことを強く実感するのですが、

まさにみなさんの思い出の中に「山下天丼」さんは生きているんだな~と。

名物ってちゃんとした定義はわかりませんが。

少なくともこの場で皆さんの口から出てきたものはすべて名物なんだろうなと思いました。

 

丁子屋的にも、一人でもたくさんの思い出の中に生かされていきたいなと。

そんなことを感じながら、みなさんの元気をいただきながらあっという間の2時間でした!

 

 

 

 

広重の「江尻」には55枚の作品の中で唯一、人物が描かれていない。それは(僕の持論ですが)三保の松原と富士山があれば絵になってしまあので、あえて人物描写は避けた「広重さんの思い」があるのでは???

という話をした処

西行さんが、「清水の景色は美しすぎて描けない」と筆を捨てたと言われている

「筆捨山」という名の山が清水には実在するという話をお父さんから教えていただきました↓

 

 

ふじのくにとろろマップできました

イベントレポート

これを見ればやっぱ「静岡県はとろろ県」だねと感じられるとろろマップが出来上がりました。

【最終】ふじのくにとろろ汁MAP_6校

↑印刷する場合こちらをダウンロードしてください

作成:ふじのくにとろろ汁調査研究チーム(静岡県農林環境技術専門職大学)

 

2月のことですが、それに伴い県内各地の出汁が違うとろろ汁を食べ比べるワークショップも開催されました。

 

研究チーム代表:前田先生↓

生徒とともに県内各地を周り、実際に食べられている調理法などを調査。その内容はマップ裏面にレシピまで記載されています。

西伊豆から送られてきた「伊勢海老!」

 

湖西よりお越しいただいた「ボラだし」

 

牧之原「とろろ屋ととろ」さん

 

学生さんも現地まで出向き、教わってきた作り方で再現。

 

 

会場にはその他にも、サバ、カツオ、トリ、さんまなどいろんなダシの香りが広がりました。

 

当日、ふじのくに地球環境史ミュージアムの館長さんに聞いたところ「静岡県内は山も川も海も、豊かな自然がたくさんあり、そこで採れる食材からは美味しいダシが出ます。

縄文時代より食べられてきた山芋をより美味しく食べるために身の回りにある美味しい食材を使ってとろろを作ったと考えられます」とのこと。

 

豊かな自然環境があったからこそ、多種多様なダシのとろろ汁が出来上がったのは理解できました。

 

もう1段階つっこんで。

「なぜとろろなのか?」と聞いてみたところ、

古来より自然薯(山芋)は糖(エネルギー)を取るための大事な食材だったとのこと。

当時と比べ、他の食事や嗜好品が増えた今でこそ糖質制限で白米は控えるという流れもあります。でもやはり糖は生きるために重要なエネルギー源であることに間違いなく、古来より「とろろ汁」とい形で楽しみながら摂取されてきた。

さらに静岡では各地域の豊かな自然環境に支えられた様々なダシでとろろ汁を楽しむ。

 

 

会場中に広がるのは、そんな自然からいただく様々なダシの香り。まさに「静岡県はとろろ県」なんだなと改めて実感した幸せな一日でした。

ご参加いただいた皆様、主催の先生方、当日一緒にサポートしてくれた丁子屋スタッフのみんな、お疲れ様でした。

僕としてはかけがえのない1日となりました。

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豊かな自然や歴史は日本全国どこにでもあります。それが日本の良さでもあります。

 

大事なのは

生産者がいて、料理人がいて、それを発信する人がいて。そして楽しむ人がいる。

その人のつながりを感じながら、美味しさを提供できる仕組みができるかどうか。

 

静岡県ガストロノミーツーリズムでは、継続的に楽しめるその仕組みづくりに取り組んでいます。

https://shizuoka-gastronomy.jp/

 

#ふじのくにとろろ汁調査研究チーム #静岡県農林環境技術専門職大学 #静岡県はとろろ県 #自然薯 #とろろマップ #とろろ屋ととろ #ガストロノミー #ふじのくに #美味ららら

 

にっぽんの宝物グランプリ ベストヒストリー賞受賞!

イベントレポート

出場させていただいた「にっぽんの宝物グランプリ」JAPAN 大会

残念ながらグランプリは逃したものの特別賞(ベストヒストリー賞)をいただきました。

1日サポートしてくれた妻に感謝です。

2人で作業&プレゼンできてなんか普段とは違う充実感&幸せを感じました。そして準備してくれたスタッフのみんなありがと!

できれば「グランプリとったどー」って言いたかったけど(^_^;)

広重さんも「やっとるなー」ってニヤリとしてくれてれば嬉しいです。

 

 

 

グランプリに残った皆さんのプレゼンを聞くと、面白いコラボだったり、取組が革新的だったり。特別賞頂けただけでもラッキーだなと感じました。

それとまだまだ日本は面白くなるなと感じたし。誰しもがその主役であると感じました。

プレートご協力いただいた金鱗さん

ありがとうございます!

「higure」
https://higure.jp/

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静岡勢が大奮闘!

●晩茶研究会さん
→ドリンク部門【グランプリ】!
https://m.facebook.com/banchastudygroup/

●味匠「そば半」さん→ヘルシー部門【準グランプリ】
https://instagram.com/nice_okitsu_?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

●キウイフルーツカントリーJapanさん
→VisitJapan&Environment部門【準グランプリ】
https://kiwicountry.jp/

●梅工房おおいしさん→最強素材部門【特別賞】
https://ume-oishi.com/

静岡には
まだまだたくさんの宝物があります♪

 

晩茶研究会さんが日本一をかけて最後のプレゼン!ドリンクも含め食品や体験プログラムなど、昨日グランプリを取った方同士の異種格闘技、オールジャンルでの日本一決定戦です。

 

その結果

 

 

 

なんと1票差の2位!

めちゃめちゃ僅差でした。

試食準備などオール静岡メンバーでサポートしました。

絶対ムリ!

って言われた当初からここまで試行錯誤の日々だったと思います。サポートしながら、その思いを聞き、商品への、またお茶業界への思いを感じてただけに余計悔しい!

 

でも8月にシンガポールで行われる世界大会はの出場が決定。この悔しさがさらに皆さんを高めるんだと思います。

頑張ってください!静岡のお茶をぜひアピールしてきてください。

 

乳酸菌発酵のスパークリングティ「bodhi 」についてはこちら⤵︎

https://shop.bancha.org/blog/2020/07/15/083225

https://m.facebook.com/nippontakaramono/

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