年2回行っている生産者の視察。
目的は生産者同士のコミュニケーションをはかり、より良い自然薯作りのための情報交換。
みんなでお互いの畑を見ることで、
失敗や悩みを分け合って
「こうしたら良いんじゃない?」
「これ良かったよ」を共有します。
さらに今回は朝日テレビ「1泊家族」の取材もありました(2024.11.30放送)
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喋ります。
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とにかく喋ります。
今回の目玉
「収穫後の扱い方(乾燥のさせ方)」勉強会も行いました。
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3年連続で参加いただいてる「おくにらーめん」桜田さん
すっかり生産者とも仲良くなりました♪
自然薯を活用したラーメンの開発に取り組んでくれてます。
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自分より1〜2周り年齢は若い2人ですが、こうして楽しそうにしてくれてるのでおじさんも嬉しいです。
で、ここからが本日の本題。
「お店がつなげる、お店でつながる」
なんかのテレビで見たんですが。
火事の多かった江戸の町では、焼けてしまった街を商売人である「大店(おおだな)」衆が街の人と共に立て直す。
つまり再興の中心には商売人がいたとのことです。
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確かに今でも多くの方が、商売の中で地域を盛り上げる取り組みを行っています。
そして、地域側から見ると
素敵な店ができると、そこを目的として、そこに住む人を含め多くの方が集まり、その地域の魅力向上につながることも多くあります。
その際、暮らす人と商いする人のコミュニケーションはとても大切になってきますが。
丁子屋としても「地域密着」ではなく
丁子屋のある風景が「地域そのもの」になれるよう心掛けてます。
ということで、
今日は「つなげる・つながる」な活動をされている皆さんのご紹介。
①街道のつながり あつた宮宿会さん
12/1(日)「あつた朔日市」
名古屋「宮宿」にある熱田神宮にて行われる「あつた朔日市」
丁子屋として初参加してきます!
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朔日市のためだけに、宮宿の老舗和菓子4店が月替わりのコラボ商品を販売してます。
あつた宮餅を求める長蛇の列⇓
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〜〜宮宿会さんホームページより〜〜
熱田神宮の協力の下「あつた朔日市」として毎月1日に市を開催。(5・6・11月は秋葉山圓通寺)行政と連携した「宮の浜市」、熱田に関わる歴史の紙芝居、カルタを作って子供たちに知ってもらう取り組み。
まずは地元から熱田を盛り上げること、そして熱田を外に発信すること。それがあつた宮宿会の使命です。
②用宗HUT PARK まちの小さな商店 ITTO(イットー)さん
11/30(土)オープン
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静岡の素敵なものを集めるお店。
日々の暮らしの中に、地元の素敵な商品を用いる。お店やその地域にも行きたくなる、作った人に会いたくなるようなそんな品揃えです。
ゆっくり一回りするだけで楽しいかも♪
もちろんお土産品としても、面白いものが見つかりそうです。
冷凍コーナーでは丁子屋の冷凍とろろも扱っていただいてます。
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社長の藤原さんによると、この大きな地図に産地や作り手の情報が増えていくんだそうです。
開店直前で、バタバタしてるはずなのに、ワクワクが溢れちゃってるこの笑顔⬇︎
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ittoさんのある用宗からもう少し東へ向かうと150号線沿いにあるテラコスタさん⬇︎
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③菌も地産地消な取組
テラコスタさん×おくにらーめんさん×かど万米店さん
実は国内初?!となる取り組みも進めてます。
詳細はまたいずれ。。。
ちなみに[itto](いっとう)さんという店名の由来は
一燈照隅(いっとうしょうぐう)
万燈照国(ばんとうしょうこう)
からつけたんだそうです。
昨年のWBC日本代表栗山監督の言葉をそのまま引用すれば
「自分もそうだし、一人一人が一燈照隅。苦しいけど、片隅だけでも照らしていく。小さなところを自分の責任として照らしていけば国全体を照らす明かりになり、物事を変えられるという言葉。
いきなり国を変えるとか、大きなことを言うのではなく、自分のできるところを確実に照らしていけば国全体が豊かになる」
丁子屋とて歴史は長いけども。
所詮は茶店、所詮は個人。
道のつながりだったり、レストランとしてのつながりだったり。
1人じゃないと思えることって、すごく心強いんです。
スタッフや生産者、そして地域とも。
そうした関係性を積み重ねていけたらなと思います。