丁子屋 十四代目ブログ

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カテゴリー:十四代目のひとりごと

自分でスイッチを入れる

十四代目のひとりごと

「戦う経営者図鑑」というweb雑誌に取材していただきました。

https://www.athleteshiki.com/media

歴史を背負う男が辿り着いた「咲かせた土の恩」

 

なんてカッコ良すぎるタイトルをつけて頂いちゃいましたが、

「1人じゃない」

ってことを感じながら働ける職場を目指したいなと思っています。

 

 

 

最近走ってるのですが、その間にボーっと思い浮かんだことを書いてみました。

ダラダラしてますが、よかったらお付き合いください。

 

ーーーーーーーーー

 

 

今日は僕の独り言です。

走りながらふと思ったことをつづってみました。

 

 

 

やれと言われて「5」までやったやったとて、

自分の意思でやった「5」とは意味が違うなと思う。

 

僕の場合、人から言われたらなんだか「やる気」がなくなってしまうような気がするのは、「小学生の宿題」と同じなのかも。

 

 

言われてやった「5」は

「はいはい、そこまでやればいいんでしょ」の「5」

それ以上でもそれ以下でもないただの「5」

組織で言えば「トップダウン」が近いのかも。

 

 

 

自分の意思で考えながらやった「5」は

やりながらすでに次の「6」以降のこともイメージしてる。

だから下手したら「10」までを見据えての「5」

 

 

宿題も仕事も、自分の生活のことも、ひいては人生も同じだと思う。

 

けど、

最初は言われてやってても、段々と自分の意思として、自分の考え方として言われずにできるようになる人もいる。

 

言われてからやることがまだまだ多い自分だけど。。。

言い訳がましい言い方になるけども。。。

 

それを「成長したな俺」と言ってげられれば、

ちょっとは救われる気がする(笑)

 

 

 

自分のスイッチは自分で押すしかないんだと思う。

 

久能山を走って登れって言われたらめっちゃ嫌だけど、今は自分の意志で登ってる。だからしんどくても気持ち良いと感じるのかもしれない。 

 

 

で、

スイッチの入れ方は多分人それぞれ。

 

 

僕の場合は

まずはめちゃめちゃ赤字だったので歴史を守らなきゃ!って責任が空回りし、

 

そこから

本当は当たり前なんだけど「家族を第一にする」ということが店を守ることよりも大切な判断基準になり

 

同時に

家族=スタッフや生産者 になって

 

目先の利益や効率も大事だけど

自分の未来のため、子供たちの未来のため

僕の場合は地域のため

または東海道のためになってるのか???

という判断基準になっていってる気がする。

 

 

仕事の作業としては

気持ちよく安全にみんなが働く仕組みのためという判断基準が、結果的には効率のため、売上のためにもつながる。

 

 

 

スイッチの話からは脱線するけど、

 

「何のため」という価値基準って人によって様々。違ってて当然。だって違う人同士だから。

自分の当たり前がみんなの当たり前とは限らない。

だからこそ対話して、お互いの違いを分かち合わないと「みんなの当たり前」にはたどり着けない。

 

意見の行き違いが出た時には「これって何のためにやってるんだっけ?」に立ち返らなきゃなと思う(言うは易しだけど)

 

僕の場合、

コミュニケーションや説明が足りず、相手にやな思いをさせてしまう事も未だにある。非常に申し訳ないと思う。

 

その逆に「こうした方が良いよ」と、良かれと思ってせっかく言ってくれても、なんかイライラしちゃう時もある。器ちっちゃくてすみません。

 

 

 

 

 

スイッチの話に戻して

「何のため」がはっきりしてくると、

🟰自分の仕事や時間の出口がはっきりすればするほど

言われてからやることが減ってきたように思う。

 

 

でもちゃんと喜んでくれる人がいるかどうか?

対話して進めてるかどうか

そこ気を付けないとめっちゃ独りよがりにおちいるおそれがある。

 

取り止めのない話だけど、

独り言として書き留めときます。

2026.3.1.

 

 

 

変えちゃいけない価値観

十四代目のひとりごと

人間の価値観って勝手だ。

時代が変われば価値観も変わるもので、

というか価値観が変わることを「時代が変わる」と、表現するんだろうな、とか思います。

 

 

丁子屋で言ってみれば

50年前は大反対されながら移築した茅葺古民家も、今では文化庁も「国民的財産」と認めてくれた文化財になってたりして。

 

でも身の回りの当たり前の中にこそ、実はとても大切なものがあったりするんじゃないかなと思う。

 

 

ただし、身の回りはとても変化が早い。

便利になることは当然歓迎したい。

変わること=発展=素晴らしいこと

と全ての変化をそう捉えてしまうのは怖さもあるなと感じる。

 

 

だからこそ、何を残して、何を残さないのか。

ブレない判断基準があった方が良い。

「振り返れば未来が見える」という祖父の言葉が響いてきた。

 

 

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この夏休み、妻の帰省を利用して、話題の大阪万博に行ってきました。

人工心臓もすごかった。そう遠くはない未来に今まで救えなかった命が救われるはず。

 

 

でも個人的に何が良かったって、

大屋根リングからの夕焼けをみんなで見れたことかな。

 

 

さらにその帰り

1970年の万博会場にある岡本太郎さんの太陽の塔の中にも入ってきました。

 

過去➡︎現在➡︎未来

という万博テーマに加え太郎さんが加えた

「人間の身体、精神のうちには、いつでも人類の過去、現在、未来が一体になって輪廻している」

 

太陽の塔について語られているのはこれだけで、あとは自由に感じてくださいとのことでした。

 

 

1番最初の「過去:根源」というテーマにあったのは

「いのち・ひと・いのり」

 

55年前の万博の中心にあって、何を大事にすべきか、変えちゃいけない価値観を示されてるように感じた。

語らずして語る太陽の塔

 

 

 

 

奇しくも万博が開かれた1970年は丁子屋が法人化した年でもあり、茅葺移築を開始した年。

半農半商だった柴山商店から企業としての転換期の始まりの年でもあります。

 

満洲への出征、4年に及ぶシベリア抑留からの帰国、その後婿入りした祖父が中心となり、世間の価値観とは逆行して茅葺を移築。

 

変わりゆく価値観の中で、変えちゃいけないなと思うこと。

 

そして世界的にみても変えちゃいけない価値観だなと、原爆の日、広島市長の平和宣言を見ながら思いました。

 

 

いのち、ひと、いのり

 

 

 

戦争はいらない。

人との出会いを大切に。

 

終戦の日に他界した祖父にも通じるものがあるなあと感じます。

太郎さんと12代目祖父と私。

全然覚えてないのがもったいない!

 

材料を楽しむ「エン」に関する特別展示

十四代目のひとりごと

11月から始まった今回の改修事業

解体➡︎大工➡︎佐官➡︎和紙➡︎電気➡︎大工➡︎照明

と、約2ヶ月に渡り作業が進められています。

 

 

その間、隣接する囲炉裏の部屋「芭蕉さんの部屋」には様々な職人さん達の音が聞こえてきます。

音を聞きながら、実際の素材に触れたりできたら、その作業をより具体的にイメージできて面白いなということで、芭蕉さんの部屋に展示ブースを設けてもらいました。

 

 

 

今回の取組は建築士の大橋さんよりつながっていった職人さんたちのご縁。色んな職人さんたちの協働作業です。それぞれに扱う材料も道具も違います。

とろろで言ったら「自然薯」や「カツオだし」「みそ」のように、それぞれの素材があります。

 

 

●その素材感を感じてもらおう

●皆さんの思いや取組みも、ほんの一部かもしれないけど、それらも伝えたい!

というのがこの展示の狙いです。

 

 

※若干読みづらいかもですが拡大して読んでみてください。

最後まで読んでもらえるとこの取組の「見どころ」が伝わると思います。

 

 

野沢工務店さんによるかんな削り体験も好評です♪

 

建築士の大橋さんはもともと丁子屋のお客さん。

たった1人との出会いから、

その周りにあるエンにつながり、

自分では想像もつかないような表現に辿り着きます。

 

 

少しずつ形になる楽しさの反面、

職人さん達が出入りするこの環境が終わるのかと、少し寂しくもあります。

 

でも、

完成してからは丁子屋とお客様、

そしてこれからつながっていく時間の中で、

ここだけの空間として愛してもえらえればいいなと思います。

 

そしてまた新しいエンが広がりますように。

 

 

丁子屋より徒歩10分、

少し足を運んでもらえると「駿府の工房 匠宿」さんでも職人さん達の息づかいを感じる展示が行われてます。

#大橋史人  #野沢工務店 #ハタノワタル #リルグ #丁子屋 #東海道五十三次 #資料室トイレ #丸子 #東海道五十七次 #匠宿

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