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ふじのくにとろろマップできました

イベントレポート

これを見ればやっぱ「静岡県はとろろ県」だねと感じられるとろろマップが出来上がりました。

【最終】ふじのくにとろろ汁MAP_6校

↑印刷する場合こちらをダウンロードしてください

作成:ふじのくにとろろ汁調査研究チーム(静岡県農林環境技術専門職大学)

 

2月のことですが、それに伴い県内各地の出汁が違うとろろ汁を食べ比べるワークショップも開催されました。

 

研究チーム代表:前田先生↓

生徒とともに県内各地を周り、実際に食べられている調理法などを調査。その内容はマップ裏面にレシピまで記載されています。

西伊豆から送られてきた「伊勢海老!」

 

湖西よりお越しいただいた「ボラだし」

 

牧之原「とろろ屋ととろ」さん

 

学生さんも現地まで出向き、教わってきた作り方で再現。

 

 

会場にはその他にも、サバ、カツオ、トリ、さんまなどいろんなダシの香りが広がりました。

 

当日、ふじのくに地球環境史ミュージアムの館長さんに聞いたところ「静岡県内は山も川も海も、豊かな自然がたくさんあり、そこで採れる食材からは美味しいダシが出ます。

縄文時代より食べられてきた山芋をより美味しく食べるために身の回りにある美味しい食材を使ってとろろを作ったと考えられます」とのこと。

 

豊かな自然環境があったからこそ、多種多様なダシのとろろ汁が出来上がったのは理解できました。

 

もう1段階つっこんで。

「なぜとろろなのか?」と聞いてみたところ、

古来より自然薯(山芋)は糖(エネルギー)を取るための大事な食材だったとのこと。

当時と比べ、他の食事や嗜好品が増えた今でこそ糖質制限で白米は控えるという流れもあります。でもやはり糖は生きるために重要なエネルギー源であることに間違いなく、古来より「とろろ汁」とい形で楽しみながら摂取されてきた。

さらに静岡では各地域の豊かな自然環境に支えられた様々なダシでとろろ汁を楽しむ。

 

 

会場中に広がるのは、そんな自然からいただく様々なダシの香り。まさに「静岡県はとろろ県」なんだなと改めて実感した幸せな一日でした。

ご参加いただいた皆様、主催の先生方、当日一緒にサポートしてくれた丁子屋スタッフのみんな、お疲れ様でした。

僕としてはかけがえのない1日となりました。

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豊かな自然や歴史は日本全国どこにでもあります。それが日本の良さでもあります。

 

大事なのは

生産者がいて、料理人がいて、それを発信する人がいて。そして楽しむ人がいる。

その人のつながりを感じながら、美味しさを提供できる仕組みができるかどうか。

 

静岡県ガストロノミーツーリズムでは、継続的に楽しめるその仕組みづくりに取り組んでいます。

https://shizuoka-gastronomy.jp/

 

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