自然薯圃場視察2018秋
毎年行われる収穫前の自然薯生産者圃場視察。
先日の台風の影響を大きく受けていました。
被害1、収穫量の減少
ツルが切れたりして、成長が止まってしまう。(本来は11月なかばまで大きくなり、葉が落ちた後、土中で熟成期に入ります。)
被害2、経費増加
強風の影響で曲がったパイプなどは使えなくなるので、本来なかったはずの支出が発生する。
被害3、片付けの仕事が増える
本来ないはずの復旧作業で、余計に時間を使う。
これが一番辛いかも
被害4、精神的ダメージ
一年かけて大事にしてきた畑が一夜にしてこの姿に。
高い金額でちゃんと評価してあげるのが直接的な支援ですが。
レストランとしては原価高騰という反面も。
その他、こうした圃場視察会を開いたり、自然薯の羊羹など、とろろのアイテムを増やすことでその需要を増やすなど。
でもお互い、なくてはならない存在。
できる範囲内でそのバランスをとりながら、これからも応援していきたいと考えています。
みんなでグルッと圃場巡回しました。
今年も生産者同士の情報交換を兼ねて、
植え付け後の圃場巡回を行いました。
それぞれ、種薯(今年食用分)とむかご(来年食用にするための種薯になる)の植え付け本数や、今年行った取り組(新しい資材や病害虫への対応)を発表し合います。
土の温度や水分量。酸性・アルカリ性が分かる計測器。土壌の「見える化」です。
この写真は同じ畑で、あみ室がある無しの違い。
写真では微妙な差ですが、あみ室の中で育てると、風の影響を防ぐことができ、葉がぎっしりと茂ります。
今回、あみ室を新設した西井さん。
ここ2年、病気で悩まされただけに今年にかける意気込みを感じます。
ほかにも圃場を広げ、植え付け本数を増やしたりと、生産者の皆さんの熱量を感じます!
話題は作り方だけでなく、機械や設備にも。年に一度の収穫しかないので、お互いの情報共有は欠かせません。
ヤマイモハムシ?に食べられた跡。
ハードル高めの丁子屋基準を設け、なるべく低農薬での栽培に取り組んでいただいてます。
左手前:丁子屋厨房スタッフ(ノリさん)やホールスタッフ(立花さん)も同行。
スタッフ自身が生産者と関わりを持つことで、その苦労や思いも共有し、責任持ってお客様に提供していければと思います。
レストランとしての役目かと思います。
生産者の中でも、「めちゃくちゃ綺麗!」と賞賛される菊川、松本さんの畑。
松本さんは全て手作業で仕事されます。畑は芸術作品のようです。
これから夏本番。水の管理が大切になりますが、暑さには十分気をつけてもらえればと思います。
そして、秋には病気になりやすい台風シーズンの到来です。自然に寄り添い、今年も美味しい自然薯を作っていただければと思います。
9/25自然薯畑でミーティング
年2回自然薯生産者みんなで、お互いの圃場を回ります。
お互い忙しいシーズンは同じなので、情報交換も兼ねて、畑の様子をみんなで見ます。
するとこんないいことが(^^)/
・畑の手の入れ方をお互いに教え、教わり合える!
・新しい資材の情報交換ができる!
・「これ、なんかの病気かしらね~?」「これ白絹病だね~。周りを掘り取って、土を畑に残さないようにしないとダメだよ~」みたいな、自分じゃ気づけなかったことを教えてもらえる。
年一回しか栽培できないので、作業の仕方や、どんどん新しくなる商品など、年配の方もこの時間に情報共有することで、参考になるみたいです。関わってきた年数とともに、それぞれの畑の状態(畑の傾斜や雨・風・太陽の当たり方など)によっても対処法は様々なので、正解はこれ!という画一された答えがありません。
とにかく情報共有を重ねて、より良い自然薯を目指します。
世代交流・地域交流など
生産者×レストランの関係性はゆるやかに、でもがっしりと築いていきたいです。
4/8(火)本日営業いたします
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