丁子屋 十四代目ブログ

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カテゴリー:自然薯のこと

自然薯泥棒の被害

自然薯のこと

まずは先日行われた静岡県自然薯研究会品評会。

年に一度の本気の自然薯コンテストです。

その様子はこちら⤵︎

静岡県はとろろ県

 

1位に輝いた方。

 

実は丁子屋にも出荷してくれてる方でした!おめでとうございます。
そうじゃなかった皆さんも例年になくハイレベルな品評会で、自分が知ってる限りでは確実にここ10年で全体的な品質は上がっています。

 

 

そして今回驚いたのが

萩間地区(牧之原)の生産者が熱心に指導している小学生の作品が見事2位になったこと!

プロの中でも負けず劣らずのこの結果。

将来の自然薯生産者の卵です♪

 

 

で、

本当は1位の方のお名前も公表したいくらい嬉しかったのですが。

 

 

 

下の写真をご覧ください。

実は品評会の直後、受賞者の畑が泥棒に荒らされました。

 

40~50本の被害だったです。

1年間、毎日のように畑に出向き苦労して育ててきた大切な自然薯です。

みなさん収穫の時をどれだけ楽しみにしているか。

 

 

 

それがこのありさま。

朝発見した時には本当に悔しかったと思うし、どうしようもない感情が込み上げたことと思います。

 

今回だけではなく、他の生産者からもこうした被害報告は受けたことがあります。

 

 

今回あえてお伝えすることでどうかこの事実を皆様に知っていただきたいし、

心当たりのある方には二度とやってほしくありません。

 

 

被害額もそうですが、生産者のみなさんは赤ちゃんを扱うように、本当にやさしく自然薯を手に取ります。

 

一年かけて、、、

種芋から換算すると3年かけて育てています。

 

 

ようやくできたその自然薯のこんな姿は誰も望んではいません。

 

 

どうかやめていただきたい。

 

 

盗まれた自然薯は自宅で食べきれる量ではありません。

もしかしたら販売しているのかもしれません。

 

 

このことを知ったら、

お客様が食べてる自然薯が実は盗まれたものだと知ったら。

 

 

誰一人幸せになってませんよね。

お願いだから二度とこのようなことはしないでいただきたいです。

 

 

大学生との新商品!「丁子屋焼き」12月6日販売開始!

自然薯のこと

県立大学岩崎ゼミの学生たちと取り組んでいる「大コン」(大学生コンサルティング事業)
前回までの様子はコチラ

 

夏休みも(学生の夏休みは長い→10月まで)終盤に差し掛かった9月あたりから
2週間に1回のスパンでミーティングを重ねました。

 

そしてこの度

ネーミング決定~~!!

 

その名も

「丁子屋焼き」

 

「むかごどら焼き」だと「どら焼き」という土俵で戦わなくてはならない。

それならまったく別のライバルがいない土俵にあがればいい!

 

という岩崎イズムを学んでいる学生たちらしいネーミングが生まれました。

一般的にどら焼きのあんこは小豆100%

➡丁子屋焼きは「むかご100%」

 

さらに

➡生地にも自然薯パウダー10%混ざってます。

 

➡だから「丁子屋焼き」

 

パッケージも「いっせーので~」で決定!(本当はいろいろ意見交換してますよ)

 

150枚集めてくれたお客様アンケートを参考に
(丁子屋でお土産を販売してることをしらない→50%でした)

卓上にも「丁子屋焼き」や「むかご羊羹」のお土産の存在をPRということで
チームリーダー自ら手書きの卓上ポップを作成中!

 

11月販売予定でしたが

まだまだ販売前の告知の戦略を練ってみよう!ということで

 

12月6日(金)販売開始

となりました。

 

それに先駆け

10月7日より県立大学学生ホール売店にて

「むかご羊羹」の販売をしていただいてます。

https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/news/sangaku191007/

 

たぶんむかごで羊羹作ってるのは世界でもここだけ
でしょうね(笑)

そんなむかご羊羹で昨年、県立大学の三好先生たちと協働した事業はこちら↓

「自然薯むかごを利用した高級健康和菓子(羊羹)の開発」

ビネストHPhttps://www.b-nest.jp/itaku/h30_1.html

「ジオスゲニン」という有効成分がむかごには含まれており
この羊羹にも(280g/1本)あたり0.5µg程度のジオスゲニンが含有されることが確認できました。

ジオスゲニンについてはこちら

 

 

 

#大コン

#静岡県立大学

#岩崎ゼミ

#むかご羊羹

#丁子屋焼き

#むかごどら焼き

#真茶園

#静岡県産在来自然薯

#静岡県はとろろ県

 

11月販売開始に向けて、大学生と「むかごどら焼き」(仮)の商品開発

丁子屋のなかのこと

まずは・・・

 

松永製餡さんによる小豆ではない「むかご100%餡」を使用した

藤枝松田商店さん(真茶園さん)による「生地に自然薯パウダー10%混ぜ込んだむかごどら焼き」(仮)

が届きました!

 

自然薯パウダーは藤枝セイコーエンジニアリングさんによるものです。

皆さんご協力ありがとうございます。

まずは感想。

・どら焼きの生地に自然薯パウダー10%
→実際に自然薯の粘り、香りを感じた。

・餡は小豆ではなくむかご100%使用
→そもそもむかごの味を知ってる方なんか多くはないので、感じるか、感じないかという論点より

➡︎むかご100%という点が今までにないチャレンジ。訴求力になるかな?と思ってます。

 

・賞味期限は2週間
・大きさもちょうどいい。
・生地の味、しっとり感、むかごの餡も全てにおいて今までの試作品で一番良かったのでは。(個人感想)

 

って感じです。

 

 

 

そもそもはこの話

静岡市の事業として静岡県立大学の岩崎ゼミの大学生によるコンサルティング企画「大コン」というもの。
この企画のために県立大学を選んだという学生もいます!

 

 

 

 

大学生とのミーティングの進捗状況です♪

 

現在11月5日の販売開始に向けて動いてます。

 

 

まずはなぜ11月5日なのか???

○商品名について
・毎月5日は「丸子の日」として、そこで毎月数量限定で販売していきたい。
→丸子のどら焼きで「まりどら」
→月ヶ瀬さんの「むかごろう」とセットで販売できれば面白いということで「まり子ちゃん」

などなど。

・地域名を商品名にすることのメリット
➡︎商品が露出する=地域としての知名度も上がるかも?
➡︎地元のお土産として、地元の方が地域外の方に渡すお土産として使ってもらいやすくなるかも?

 

○デザインとしては
「まり子ちゃん」なら薄く透けたどら焼きを人の顔と見立てて、女の子のデザインにしたらどうかな?とか。

 

○商品コンセプトについて
➡現在仮説を立てて店内でアンケートを実施中。

(仮説)

・丁子屋のお土産を買う年齢層が60〜70代女性が多いとすると、そのターゲットの方が手に取りやすい方がいい
・家族に対してのお土産(まり子ちゃんなら孫に対しても渡しやすいかな?)
・ご縁がつながる「むかご羊羹」に対して、長寿のお祝いや日頃の感謝を伝えるような要素もあってもいいかも。
➡︎丁子屋の長く続く老舗というイメージにあってくるのでは?

 

 

 

という感じで話が進んでいます。

 

引き続き店内ではアンケートのお願いをしております。

 

 

次回はネーミング&パッケージデザイン。
どんな内容になるのか楽しみです。

 

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