事業承継について②1970年との関連
太陽の塔が作られたのは1970年大阪万博。
丁子屋と1970年とのつながりは↓
①広重さんの浮世絵との出会い
その会場内で先代12代目の祖父は広重さんの浮世絵を初めて見ます。ただし、丁子屋の原点ともいえる「丸子宿」はそこにはなく、わずか10数点しか展示されてなかったんだそうです。とても残念だったと本人から聞きました。
でもその後、あるバイヤーさんとのご縁で10数年かけて丁子屋に全55作品が集まってしまうことになるとは、当の本人もこの時は思ってもいなかったでしょうね。
②1970年(昭和45年)に茅葺き移築開始
今の丁子屋のシンボルといえば浮世絵を再現した「茅葺き屋根」。
2017年にはクラウドファンディングにて550名の皆さんからご支援いただき、翌2018年に約40年ぶりの総葺き替えを行いました。
その茅葺はそもそも、同じ丸子にあった取り壊し直前のものを移築させていただき、「広重さんが描いた風景」を現代に蘇らせることとなりました。
1971年(昭和46年)茅葺移築落成式
→実は来年2021年
この茅葺きを国の登録文化財に申請しようと考えてます。
本当は今年の秋頃予定してましたが、竣工してから丸々50年というのが登録基準にあり、それが来年にあたることがわかりました。(正確には自分が1970年には完成していたものと思い込んでいました)
これが実現すれば正式に
この広重さんの風景は「みんなの風景」だと言えるだろうなと思います。
クラウドファンディングの時点で、多くの皆様に共感してただいてましたが。
ということで、今日はここまで。
次回はもう一つ、
1970年にじーちゃんがやったことがあります。それではまた明日!
前回はこちら⤵︎
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