丁子屋 十四代目ブログ

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伊藤和也さんが伝えたこと。伝えたかったこと。

イベントレポート

アフガニスタンについての報告会&伊藤さんご両親座談会2018.8.27
当日のお話の内容をメモ書きではありますが、こちらでお伝えします。

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カレーズの会レシャードカレッド理事長のお話しより

アフガニスタンは1次、2次世界大戦には参加してない
学校は無償
内戦時代に識字率の低下

ソ連軍の侵攻
→インド洋への進出
10〜13万人の軍隊が停滞
▶︎アメリカ、ヨーロッパ諸国が一般人に武器を与える→ロシアに抵抗するための軍備
▶︎山々を焼き払う
→緑がなくなる、雨が降らなくなる

ロシア撤退のその後
▶︎生活資金がない民衆は武器を持ち、武装化


戦争の犠牲者
1979〜1989ソ連軍の侵攻
アフガニスタン人150万人
ソ連軍3万5,000人

ソ連軍撤退後の内戦
50万人

上:レシャード先生の子供の頃のアフガニスタンの写真。
下:戦争でうしなってしまった


戦争で失ったもの

カレーズの会の活動
カレーズ(地下水脈のこと。目立つことなく、人々に寄り添う)
医療と教育の充実
学校の建設

働く子供達
日本0.4%
アフガニスタ29%


感染症が多い
結核が多い

アフガニスタン→70%が農業従事者
伊藤さんご両親によるなの花基金
→学校、下宿舎
→農業重機

ペシャワール会
2018.2月アフガニスタン大統領より最大の勲章を与えられる。

~~~伊藤さんご両親のお話しより~~~
出発の2週間前に知らされた。
母親から逃げて、追いかけてこれないようなアフガニスタンに行った。
日本に帰国した時は種苗店で種を買ったりしていた。
年2〜3回連絡があった。
この10年間は和也さんのことを封印していた。
➡お孫さんができるなど、和也さんの弟、妹の成長のお陰で今の私(お母さん)がある。

【ペシャワール会について】
事件後、和也さんの志望動機をみてその思いを初めて知る。

【アフガニスタンに何が必要か??】
レシャード先生→関心を持ってもらいたい。
お父さん→平和になってもらいたい
お母さん→アフガニスタンを嫌いにならない。ということが自分の務め

【現実】
麻薬の栽培も行われている。
▶︎次の時代のためにも、緑豊かな国に戻したい
▶︎資源の奪い合いのない国
ペシャワール会「緑の大地計画」により人々が戻ってきている。難民200万人が帰国している。

【アフガニスタンの女性】
旦那、息子を戦争に送り出す。
子供を育てる。
一生懸命生きている女性。

【アフガニスタンの少年】
平和を知らない
→戦争で死ぬことは名誉、栄誉なこと。

【中村哲さん】
言葉ではなく、和也くんの心、平和のあり方。
他の国の人は銃を持ってアフガニスタンに入った。

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ご両親は事件後初めて、公の場で、ご自身の言葉で、事件を振り返ってくれました。

和也さんを失ったことは10年たっても、またこれから何年経っても変わらないこと。

それでもよくこのイベントに参加の決意をしていただいたと思います。

和也さんのことを改めて言葉にするということが、どれだけのことか、とても大変なことだと想像できます。

それでも伝えてくれました。

これをきっかけに初めて知ったという方もいました。
NHK・朝日テレビ・静岡新聞・朝日新聞・時事通信社など多くのメディアでも取り上げていただきました。

そして、和也さんとともに生きた、写真に写るあの子供たちも大きく成長しているはずです。

ご両親が付けてくれた今回の写真展のタイトル

「アフガニスタンに緑の大地を!
~子供たちの未来にへと 種をまいて 10年~」

このタイトルの通り、この先もきっと多くの種が花開いていくと願っています。

写真展は9月25日まで行います。

厄除け十団子、始めました

丸子情報

【この記事は2018年のものです。2022年現在十団子のお取り扱いはございません。ご注意ください】

丸子、宇津谷地区に古くから伝わる厄除け十団子。

毎年8月の縁日で販売してます。
今年は丁子屋でも販売を始めます。
¥800(込)

お守りと同様、一年お宅に飾ったりして、翌年の8月に
宇津ノ谷の慶龍寺さんにて取り換えてください。

地元のお母さんがたが総出で手作りしている魔除けの十団子です。


〜〜〜十団子のいわれ〜〜〜
その昔、この地で悪さをする吸血鬼がおり、夜毎旅人を悩ませていました。これを聞いた在原業平がお地蔵さんに祈願すると、地蔵尊の化身が現れこの鬼を10粒のかけらに砕いて、一口に呑んで退治してしまいました。
そして峠は安全になりました。以来、十団子をまつり、道中安全、所願成就、魔除けとして街道名物となったといわれています。
(歴史とロマンの里 丸子路の史跡めぐりより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

十団子が登場する作品
・造園、茶道で有名な小堀遠州(1579〜1647)
「辛酉紀行」(1621)
・僧侶で仮名草子作者、浅井了意(1612〜1691)
「東海道名所記」(1660頃)
・松尾芭蕉の弟子、芭蕉十哲の1人、森川許六(1956〜1715)
十団子も 小粒になりぬ 秋の風

広重さんの浮世絵にも登場しています。

緊急イベント!!8月20日 日本の伝統文化を楽しむ一日!

営業情報(イベントやお休みのお知らせ等)

先日決まったばかりなんですが。

とにかくあまり時間もないので。
でもとても面白そうなのでぜひ、知っていただき、多くの方にご参加いただけたらと思います。

 

8月20日 日本の伝統文化を楽しむ一日

①15:00~15:20
1000年受け継がれてきた「日本伝統芸能猿まわし」を楽しもう!

丁子屋駐車場に神戸モンキー劇場に出演している猿回しの二助企画さんが来てくれます。

 

参加費無料
➡ただし、投げ銭方式です。
楽しかった!かわいかった!すごかった!のご感想を投げ銭にて表現してもらえると嬉しいです!

 

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1000年受け継がれてきた「日本伝統芸能猿まわし」と
現代技術を融合した次世代猿(エン)ターテイメント!
神戸モンキーズ劇場(二助企画)の
「あきらめない気持ちが大切」をテーマにした
笑いと感動のパフォーマンスをお楽しみください。
 
掲載注意書き
天候・お猿さんの体調等の理由により中止する可能性があります

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あの「パンク侍、切られて候」にもこちらのお猿さんたちが全頭出演してるんだそうです!

SARU TABI(さるたび) 旅編
 
 
YouTube(実際のパフォーマンスの様子)
 
 
 

②15:30~19:00
「お江戸の旅体験と、とろろパーティー」

 

<参加費>

大人¥4,300
子ども(小学1~4年生)¥2,200
(小5~高校生)¥3,200

 

15:30~17:30
お江戸の旅グッズを見たり触れたりしながら
落語もライブで1席楽しんで。

和文化&お江戸を体感しましょう!!

わらじを実際に履いたり、当時の雨具・合羽や菅笠を被っての
記念撮影もできます!

17:30~19:00
とろろパーティー

みんなで丁子屋の自然薯と自家製白味噌でとろろを作ろう!
13代目が丁子屋伝統の作り方をわかりやすくご指南いたします。
*別途お飲み物など追加注文承ります。

(写真は今年行われたクラウドファンディング支援者へのとろろ体験会の様子)

 

 

お問い合わせは丁子屋まで

054-258-1066

 

丁子屋ショップサイト

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