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カテゴリー:東海道のこと

東海道サイダー 静岡県21宿完成!

東海道のこと

静岡のご当地サイダーと言えば「木村飲料さん」

富士山サイダーをはじめ、お茶サイダー、さらにはうなぎコーラなど

思い切った商品展開が面白いメーカーさんです。

 

この度、その木村飲料さんから満を持して登場したのが

「東海道サイダー」20本セット!税込7,776円

何が20本セットなのかというと、まずそもそもはちょうど既存の1箱が20本入りということ。

 

そして静岡県には全部で22の宿場があるのですが。

(東海道沿いでは1県辺り最多の宿場数、

高速道路走っててもまだ静岡~~みたいなの、ありますよね)

 

・すでに販売を始めている「丸子」をのぞいたら21。

・「嶋田」と「金谷」は少し似たデザインなので木村飲料さんの地元「嶋田」を採用し20。

➡そしたらちょ~~ど1箱20本で収り、すばらしい限定セットが誕生!

 

 

「小さな絵画コレクション」

1本1本の浮世絵がすごくきれいなんです!

話には伺っていたんですが、実物を見ると「広重ブルー」と呼ばれる藍色のグラデーションだったり、黒の濃淡だったり、そして広重さんが描きたかった人々の表情までちゃんと楽しむことができます。

浮世絵本来の楽しさを十分に伝えているまさに「絵画コレクション」と呼ぶにふさわしいデザインだと思います。

 

というのも実はこのデータ

丁子屋所蔵の浮世絵データを提供しているので、間違いないんですけどね。。。

 

それにしてもパッケージを見て驚いたのが

裏面の一括表示ラベル以外に「木村飲料」さんの名前がないこと。

*よく見ると落款として「木村」とあるんですが

 

なんなら「東海道サイダー」という商品名すらサラッと出てるだけで。

浮世絵を全面に出し、「とにかく浮世絵を楽しんでもらいたい!」という木村さんの魂のこもったデザインになっています。

(ご提供いただいた写真↑も「東海道サイダー」ってあんま見えないですよね)

 

 

 

木村飲料の営業の方が突然飛び込んできたのが昨年のこと。

そこから丸子宿ができ、丸子宿のガイドブック的な要素を持たせた3本セットが4月。

そして今回の静岡県20宿セット!

 

まだまだ「みんなの東海道」はおもしろくなりそうです。

 

 

静岡県島田市大井川のおいしい水を使用したサイダー

口に含むとよくある甘ったるさは全くなく、爽やかな炭酸と気持ち良いすっきりした甘みを楽しめるサイダーです。

20本セットは丁子屋売店や木村飲料さんのサイトでもご購入いただけます。(数量限定販売中)

https://kd5959.official.ec/items/88066759

 

丁子屋でご購入いただいた方にはもれなく「丸子宿」サイダーをプレゼント!

なので県内すべてをコンプリートしたければ丁子屋に来てください!

(注)木村さんサイトでは「丸子」は販売していません

 

あまり暑い時期は東海道ウォークもお勧めしにくいですが。

東海道サイダー片手に東海道を歩いてみてはいかがでしょうか?

 

 

#木村飲料 #東海道サイダー #丁子屋 #丸子宿 #とろろ汁 #東海道五十三次

#東海道は生きている

 

6/14新しい丸子のお土産できます♪

東海道のこと

 

4月より販売を始めた「東海道サイダー」ですが、現在、3本セットの化粧箱の制作に取り掛かってます。

こんな感じ↓

こだわったのは「広重ブルー」と呼ばれる浮世絵の藍色に基づいた『東海道サイダー』の帯と空のグラデーション。

そして地図上のイラストの発色の仕方など。

デザイナーさんの想いと、僕の想いと、それらを汲み取って細かな色の微調整を重ねて形にしてくれた土屋印刷さん。

 

比べるものがないので、実際の商品を手にとっていただいてもそこまで伝わりきらないかもですが。

数パターンを実際に印刷してくれたので、微妙な色の違いにまでこだわりが出せ、みんなの思いが形になりました。

 

 

本日、箱のデザインの小山さん、サイダーの木村飲料さん、そして印刷を行ってくれる土谷印刷さん、段ボール作成のレンゴーさん、最終的にデザインされた化粧箱に仕上げてくれる蒔田紙器さんとで印刷直前の確認をしてきました。

ちなみにレンゴー株式会社さんて、日本で初めて段ボールを作られた会社さんなんだそうです。身の回りにある当たり前にも歴史ありです。

ホームページも「5分でわかるレンゴーのこと」などめちゃ丁寧ですごくわかりやすいのでぜひ♪

https://www.rengo.co.jp/5minutes/index.html

 

 

 

今回は、せっかくならと丸子の案内マップや「御宿場印」「日本遺産」など、このサイダーきっかけでより深い丸子&東海道の世界を楽しんでもらえるような仕立てになってます。

 

※浮世絵をヒントにしました。

広重さんの浮世絵にはその地域の魅力が描かれてます。よく見ると彫り師や摺り師、版元(出版社)などの名前もあり、現代でいうステルスマーケティング的な要素も。

 

 

 

 

サイダーについて詳しくはこちら↓

東海道サイダー販売開始!

静岡県島田市大井川のおいしい水を使用したサイダーです。口に含むとよくある甘ったるさは全くなく、爽やかな炭酸と気持ち良いすっきりした甘味を楽しめるサイダーです。

 

【東海道サイダー】

店内飲食(税込)¥385

お土産(税込)¥378

3本セット(税込)¥1,296

3本セットでのご購入の方には丁子屋オリジナル缶バッジシリーズお好きなものを1つプレゼントします

 

 

化粧箱のデザインは昨年「丸子路散策MAP」をデザインしていただいた「punto a punto」の小山さん

このマップもほんわかと温かいタッチで丸子らしさが伝わる仕上がりになりました。

 

 

そんな小山さんが参加!

今週末にはご本人も登場します

↓↓↓

「しずおか文具の博覧会」

松坂屋静岡店にて開催中
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001477.000025003.html

2022年6月4日(土)〜12日(日) 午前10時〜午後6時※最終日は午後5時閉場/本館8階大催事場

 

#木村飲料 #東海道サイダー #丁子屋 #丸子宿 #とろろ汁 #東海道は生きている

#puntoapunto #しらい酒店 #民泊マリコ #駿府の工房匠宿 #手造り家具の金鱗 #岡崎建築 #天神屋 #工芸ノ宿和楽 #村本養蜂場 #静岡県立大 #東海道五十三次 #丸子 #丸子活性しよう会

 

同じ道沿いのつながり

東海道のこと
「宿場として成立してから400年。
 
後にも先にもないこの瞬間を20年前から目指して取り組んできました。
 
始めたばかりの頃は
『何を言ってるんだ』とか、
『そんなことやってどうなる?』と、
 
すぐには理解されないことも多々ありましたが、こうしてこの瞬間を迎えられてとても幸せです」
 
NPO東海道宿駅会議の2023年シンポジウム、交流会での川崎宿の方が発した乾杯挨拶でした。
 
 
実現した喜びと、もしかしたら終わってしまう寂しさもあったのかも知れません。涙ながらに思いを噛み締めての挨拶でした。
 
 
 
東海道をつなげるこのNPOを立ち上げ、これまで理事長として引っ張ってこられた松山顧問は
 
「ほとんどの方には出来上がった後の舗装された道路しか見えない。
 
でも本当は、
その前に草刈りをし、土をふみ固め、整地してきた人たちの苦労があってこそなんだ」
 
と、ねぎらいの言葉をかけられたそうです。
 
 
そんな道が僕らの東海道であり、
その道があったからこそのこの出会いなんだと思います。
 
 
この道は丸子にも京都にも、大阪にもつながります。さらには過去にも未来にも繋がっている道なんだと思います。
 
 
さらに今回のシンポジウムに合わせ東京〜静岡までの観光協会さんが集まった連絡会も行われました。
 
多分ですが、2025年に迫る大阪万博、そしてそれ以降の街道のつながりを目指しているんだと思います。
 
具体的にどうなるかなんて、
誰にもわからないけど、【道沿い】のつながりを活かし、模索しながらの情報交換が始まりそうです。
 
 
 
日光街道から始まり広がっていった御宿場印めぐりも、今では広範囲での取り組みになっていることに驚きです。
各街道の御宿場印めぐりの販売場所はこちらから↓
 
 
 
登壇させてもらったパネルディスカッションでも
品川、川崎、枚方など各宿場町での取り組みを発表。
個人的には会場の皆さんからの質問も加えたりしながら、あと30分くらいやったらさらに深まって面白くなったように思いました。
 
35回目となるシンポジウム
ここ数年では参加者に30〜40代の方も入るようになり、街道でつながることや、情報交換する相手がいることは本当にありがたいなと思います。
 
40年近く前からの活動です。
他界された方も含め、本当に多くのみなさんの思いでつないで来てくれています。
 
そしてこのつながりをきっかけに動き出す観光協会や宿場町、行政の垣根を超えた【道】のつながりは強力なエネルギーになると思います。
 
 
「東海道は生きている」
を改めて強く感じた1日でした。
 
パネルディスカッションメンバー。本番後緊張から解放されたのかみんなリラックスした表情です。
 
 
またみなさまと宿場を超えてご一緒できる日を楽しみにしてます。素敵な機会をありがとうございました。
 
来年2024のシンポジウムは静岡県新居宿での開催です!
 
※楽屋では・・・
五街道全てが江戸時代以上に交流できれば、ユネスコ登録も夢じゃない?!みたいな話で盛り上がりました。
 
 
 
 
 
 
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川崎2023の取り組みはこちら↓
 
 
今回の目玉でもある川崎に関わる浮世絵をあしらった街頭↓
その数100本!
 
川崎市的に「前例のない取り組み」だったそうです。かなりの熱量を持った民間の思いが後押したんでしょう。行政担当部署の方もそれなりのチャレンジがあったんだろうと思います。
 
 
 
それぞれがメインイベントといってもいいような22日のイベント。
 
このポスター見るだけで本当に多くの方の協力のもと成り立っているんだろうと思います。
かつての宿場にあったお互いに助け合う助郷(すけごう)制度じゃないですが、そんな「川崎宿」としてのチーム力と思いがビシビシ感じられました。
 
 
楽屋にて
「#宿場なう」でも登場いただいてる川崎宿名物 東照さん「かわっぴら餅」
 
 
街頭のデザインは品川宿のものを参考にしたりと、実現するまでのご苦労を語ってくれた岩田屋の岩澤さん
100本並ぶ浮世絵の街頭は、そこがかつて宿場町だったことを教えてくれます。
その名前に引き込まれて、営業時間前に押しかけたのがもう5年も前。
 
凛とした空気の早朝の稲毛神社
 
地域への愛を感じるホテル「縁道」さんのカードキーケース、開くと周辺地図に。
 
外国の方が喜びそうな自販機
町を歩くだけで浮世絵や宿場を感じる川崎でした。
 
 
 
それと最後に。。。
 
宿場の集まりに出たときに「丁子屋さん♪」といつも声をかけてもらえるのは、
 
常に美味しいとろろ汁と楽しい思い出を提供し続けてくれてる現場スタッフの努力と、
 
僕より前の13代続くみんながコツコツと「その時できること」を積み重ねてきてくれた結果なんだろうなと。。。
 
 
それこそ前例のない店を運営し続けてくれるみんなのおかげかと思います。外に出るたびにそれを感じます。
いつもありがとうございます。
 
 
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今回のシンポジウムのために全宿場にアンケート調査をしてくれました。とても貴重なデータだと思います。
まちってみんなのものだなーと再確認。ご参考まで
 
丁子屋ショップサイト

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