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6月1日営業再開に向けて①建物のメンテ

丁子屋のなかのこと

長~い春休みが終わります。

法人化50年を振り返ってもこれだけ長く休んだことはないでしょう。そしてこれからもないことを祈りますが。

 

休業を始めた4月13日から49日間。

ようやく6月1日に営業再開することとしました。

とはいえ、コロナ対策には十分配慮して再開準備を進めていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

この間進めていたこと、これから進めていくこと、振り返りのためにも数回に分けてお伝えしていこうと思います。

引き続き通信販売はつづけていますので、ぜひこの機会に「おうちでとろろ!自然薯味噌セット」お試しください。

自然薯以外にも味噌や自然薯をつかった羊羹もあります。
通信販売はこちら↓
https://www.chojiya.info/blog/post-2844

 

 

 

それではさっそく。
わかりやすいことからお伝えしていこかな。

これだけの期間で店を閉めることはないので、チャンスととらえて。。。

 

①仕出し総菜免許取得に向けて厨房改造

以前から持って帰りたいんだけど。というお声には一応お断りさせていただいてました。
何かあっては申し訳ないということ、以前食中毒を起こしてしまったということもあり、かなり慎重になってましたが、この際やっちゃおう!ということで

 

元々休憩室だったところに厨房を作ったので段差があったり、排水溝がなかったりの1階厨房。

地元、岡崎建築さんや新村商店さん、鈴木設備さんたちによる改装工事

 

じゃ~ん♪

これであとは保健所に行って仕出し総菜免許の申請・審査を受けるだけです。

皆さんありがとうございました!

 

 

②1982年(昭和57年)から40年間使い続けた壁をリニューアル。

9部屋ある丁子屋の中でもメインになるのが「広重さんの部屋」
(歌川広重さんの浮世絵を全55枚飾っています。もちろん復刻版ですが。)

塗り壁だったところを、次の世代がメンテナンスする時負担にならないように壁紙に変えちゃいました。

でも一番奥の床の間だけは塗り壁を残してます。

 

部屋全体が明るくなった感じがしました。

 

自分もそうだったように

「なんでこんなこともしてくれてないんだよ~」って次の世代にはなにをやっても言われると思いますが。
技術も考え方も進歩していくので「その時の『今』を積み重ねていく」ことが大事かなと今は思えるようになりました。

 

再開後は全客室、時間ごとに換気を行い、客席数も減らして対応してまいります。

 

③茅葺の消火用スプリンクラー設置

設置する高さなどまだ改善の余地はありますが、この風景を守るための準備も進めてます。

今年か来年、国の登録文化財になるための準備です。

 

写真左:登録を進めてくれてる増田千次郎先生。岡部の柏葉屋さんなども登録した方で、江戸時代の生活様式から建築のことまで、とにかくすごい面白い話を聞かせてくれます。

写真右:長いこと丁子屋の水道関係を守ってくれてる鈴木設備さん。
要塞のような建物をめぐる水道管やガス管、電気などはそれぞれ業者さんによって管理してもらってます。

 

次回は商品開発など、新たな取組について。

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