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なにを残すか?考えている

十四代目のひとりごと

 

わたくしごとですが今年、

代表取締役になる予定でいます。(今は取締役社長)

ちょーっと長いですが。

今の気持ちを忘備録的にまとめました。読むのが面倒くさくない方、お付き合い頂ければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

株式も数年かけて父親から譲り受けてきました。現場のことは妻と現場のみんなとで二人三脚で作り上げてきてます。なので運営自体が大きく変わるわけではないですが、気持ちの上では一つの節目だなと感じてます。

 

そこで、

個人として、経営者として、

改めてどこに向かうか、何を残すかを考えてます。

 

で、結論から言うと

「安心して活動できる丁子屋/東海道を残す」というとこかなと思います。

 

「活動」には『生きる/暮らす、遊ぶ、仕事する』などが含まれます。

「丁子屋/東海道」は『有限会社丁子屋と、東海道の宿場である丸子(静岡)という地域、ひいては東海道全体』を指します。

 

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メディアに取り上げていただいたり、周囲からは「創業400年」ということで「すごいですね」って言っていただけます。

それはすごくありがたいことです。

何より1代では到底築けない信頼と関係性、そして多くの方に知っていただいてることは、自分1人ではできない長年の積み重ねがあります。

 

 

 

ただ僕には大きな勘違いがありました。

それは、小さい頃からそんな状況で育ってきた僕は

『その歴史=自分の評価であり、守るべき価値』

だと思ってしまっていた、ということです。

 

今まで続けてきたことが大事だと感じていました。さらに入社前から赤字が続いていたのでどうやったら売上が上がるかに必死でした。

 

要は

自分のことしか考えられませんでした。

 

 

数字を追いかけた結果、廃業させてしまった漬物農家さんもいます。子供のことも妻に任せっきりだった時期もあります。最悪でした。

 

特に妻には「子供達に嫌な思いさせたり、自分たちが苦しみながら仕事しなきゃいけないならそんな店潰れた方が良い。」「ご先祖さんも子孫が苦しむことなんか望んでいない」と、本当によく言われました。

そのくらい僕は「そうすべき」に囚われていたんだと思います。

 

でも「守るべき伝統や文化」に囚われず、

『父親として』妻や家族のことを思う。

『事業主として』は、スタッフや取引先、そしてお客様のことを思う。

 

ただただシンプルに、そして当たり前に、そのことを大事にできたのなら、今よりもっとよかったかもなと思っちゃいます。

 

 

今よりもっと未熟な自分だったので

産みの苦しみの中で得た経験かもしれませんが、

二度と間違えてはいけないなと思います。

 

ホント今さらではありますが。

妻には最初っから言われてたんですけどね(汗)

 

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今年僕は45歳。思えば高校も大学も普通に行かせてもらいました。

 

でも今の20代の皆さんが学生の頃、東日本大震災を経験し、10代の皆さんはコロナ禍での学生時代を過ごしています。

 

息子たちもこの春、小・中学校を卒業しました。

卒業式に参加する中で感じたのは、それでもみんな、この状況の中で明るく元気に、できる形で頑張っていた、楽しんでいたことです。それを先生方も必死に支えてくれていたんだと思います。

 

 

 

何が言いたいかというと・・・

震災やコロナなどで、僕とは違う「当たり前」を乗り越えている世代がこれからどんどん社会に出てきます。

 

いろんな制限を感じながら、それでも今できることを考えながらそれを「当たり前」として動いている世代です。

 

そんな未来に、僕は何を残せるかなと考えています。

 

具体的なことはまだ分かりません。それは自分ではない誰かと一緒に実現することだと思います。

 

それでも安心できる場所を目指したいなと思っています。そのためにもまずは自分自身が安心してもらえる人になりたいなと思います。

 

 

で、その結果

今まで繋がってきた歴史や文化がさらにパワーアップして繋がっていけばいいなと思います。

 

 

 

こちらは大阪心斎橋筋のど真ん中、

大阪浮世絵美術館さんにて行われている
 「北斎・広重 浮世絵と巡る日本の名所~旅行ブームがやってきた!~」展↓

展示の中で、浮世絵にも描かれた現役の店として案内していただいてるのですが、そのことを朝日新聞さんにてご紹介いただきました。

いつまでも応援してもらえる場所であり、そんな人でありたいなと思います。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASR457X3GR45OXIE008.html?fbclid=IwAR0JcmE5__-aWNNt5_hH8OskCyKh2jwNIP_VaAOCpDpcEpU5G8vj19g0LDk

 

長々とお付き合いありがとうございました。

柴山広行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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