丁子屋 十四代目ブログ

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カテゴリー:十四代目のひとりごと

今を生きる僕たちの評価

メディアに取り上げていただきました

最近嬉しかったこと

清掃などを含めた日頃の品質管理が評価され、サッポロビール様より「パーフェクト静岡麦酒」提供店として認定いただきました。

表彰してくれたサッポロの営業担当者様によると、覆面調査が入っていたんだそうです。

とてもありがたいことです。

 

 

『今の自分たち』が

やっていることを評価していただけてとても嬉しかったです。

 

お客様やまだ来店したことのない方からすると、

「創業400年のとろろ屋」

とか、「浮世絵に描かれた店」

というのが一番インパクトのある丁子屋の導入部だと思います。

これはどう頑張っても他店に真似できない部分だし、強みですし、今あることがとてもありがたいと思います。

 

でも「長い歴史」という強みだけで、商売がずっとうまくいく訳ではありません。

 

飲食店としての取り組みやこだわり、現場スタッフの一つ一つの努力がお客様の「来てよかったね、また来よう!」に間違いなくつながっていると思います。

 

朝礼でも

「主役は今現場を支える僕たち、 

1人1人なんだ」

と、伝えています。

とてもありがたいことに2022年7月の売上は(少なくとも)過去5年の同月で一番良かったです。

 

今まで積み重ねてきてくれた信用と、自分たちの取り組みが少なからず数字という結果につながってきてるのではないかと思います。

 

あと、

数字よりもっと大事なことは

○お客様が続いてくれること。

○ここで働きたいというスタッフさんが続いてくれること。

○ここに売りたいという生産者や取引先が続いてくれること。

 

日々普通に暮らすこと自体が、とても難しく感じられる時代です。「当たり前」を大切に、今を楽しく積み重ねていきたいなと感じます。

 

その結果、

「じゃ俺らもやるか!」みたいな

次の時代の方がそんな気持ちになってもらえるような店や地域になればいいなと思います。

そこまでが、自分の評価として試されてるところかなと思ってます。

 

8月に掲載いただいた産経新聞さんの記事です↓

 

#丁子屋 #とろろ汁 #静岡県はとろろ県 #自然薯 #東海道 #丸子 

だから挨拶(関係性)は大切

十四代目のひとりごと

僕の妻がよく子供に言っていることは

「とにかく挨拶だけはちゃんとしなさい。そうすればみんな味方になってくれる」

 

 

日頃の関係性が最終的には

『全部自分に返ってくる』んだなと、

40歳を過ぎたあたりから身にしみて感じるようになりました。

 

普段ろくに挨拶もしない方と、日頃から挨拶し対話できてる人からのヘルプとは対応の仕方が変わってしまうもの。

本当はどんな相手にでも「その時できることを尽くす」ような人間になりたいものですが。。。

 

日頃の対話を重ねていき、「お互い様の関係」を築いていきたいなと思いました。

 

自然薯生産者さんの畑を見させてもらいながらそう思いました。

(1人では)必ず迷子になる僕に付き合って道案内してくれた中嶋さんありがとう♪

おかげで今季植え付け後の視察も無事終わりました。次の視察は秋の収穫前です。

 

この常さん倉庫にて⤵︎

ツバメのために出入り口を作ったり、倉庫ではふん対策でシートを敷き詰めて貸し出したり。毎年60〜80羽のひながかえっていくそうです。多い年は100羽にもなるとか。優しい農家さんです。

 

#静岡県はとろろ県 #なかじま自然薯園 #丁子屋 #自然薯 #とろろ汁 #在来自然薯 #圃場視察

 

東海道は生きている

東海道のこと

TBS「世界ふしぎ発見」江戸の旅東海道五十三次として放送していただきます。

 

浮世絵に描かれた風景も今風にいうと「インスタ映え」したイケてる風景

当時も「一度は行ってみたい風景」「食べてみたい名物」だったのかもしれません。↓

 

そして①「宿場の仲間」

浮世絵に描かれた55か所は今も昔も変わらず「東海道」という道でつながっています。

この東海道のお陰で現代ではこんな出会いもあります。

「宿場」っていうだけで結構共通点も多かったりして、宿場で頑張っている方との繋がりができつつあります。

 

まだまだ点と点のつながりですが、この一人一人の周りにはそれぞれの宿場に対して想いを持って活動し、お互いを応援し合っている皆さんがいるんだと思います。

だからこそ一人との出会いって大きいんだと思います。

#宿場なう

2年かけて一人一人にインタビューし、その宿場の浮世絵と共に皆さんの歴史や思いをパネル展示した取り組み

グッドデザインしずおか2021 特別賞を受賞しました!

 

そして②「これからの東海道」

2023年 NHK大河ドラマ「どうする家康」

2024年 パリ五輪 ←フランス人は浮世絵好きだし、日本にも通じるものがあると聞くので、ぜひ宿場メンバーでパリにプロモーション行きたいと思っている。

2025年 大阪万博 ←東京・京都・大坂をつなぐのはまさにぼくらの「東海道」。だとすると、2020東京オリンピックに来れなかった、でも日本行きたい!外国の皆さんが来るのはこのタイミング?!コロナもぼちぼち落ち着いてきてると思うので、江戸時代以上に活気ある宿場でお出迎えできれば、「二ホンサイコー!」ってなるのでは???

 

このイベントを見るだけでも、これから始まる3年間は後にも先にもなかなかない3年間となりそうです。

まだまだ東海道には自分たちでも予測できない可能性に溢れていると思います。

 

今のつながりをさらに深めて、次の子供たちに「楽しい東海道」が残せたらいいなと、そんなことを子を持つ親として思っています。

 

2018年茅葺修復お披露目パーティーの際、宿場の3夫婦がそろいました。懐かし~↓

(左)丸子宿丁子屋14代目 (中)箱根宿甘酒茶屋13代目 (右)関宿深川屋14代目

箱根甘酒茶屋さんにご案内いただいた箱根の一里塚前にて↓

建物は戦争で焼けてしまった宮宿だけど、宿場を盛り上げようと活動している「あつた宮宿会」のみなさん↓

(左)蓬来軒さん (右)きよめ餅総本家さん

偶然寄った関宿で、偶然お会いしてそれ以降「東海道のアニキ」と慕わせてもらっている吉右衛門さんご夫妻↓

ここでは紹介しきれないほど多くのみなさんが、それぞれの宿場で商いをしながら、地域のことを考え頑張っています。さらに静岡~藤枝の東海道では2020年に文化庁日本遺産に認定いただくなど、まだまだ進化していくと思います。

そこに暮らす人、訪れる人、商いする人、みんなで楽しみながら。時代時代で一生懸命の積み重ねをしていければいいなと思います。

だから「東海道は生きている」と思っています。

 

なんにせよ、家康さんも広重さんも「お前らまだやってるのか~」と驚くような道にったらいいなと思います。

 

 

#東海道五十三次 #丸子宿 #丁子屋 #東海道は生きている #とろろ汁 #TBS #世界ふしぎ発見 #宿場なう

 

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