丁子屋 十四代目ブログ

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7月3日より「在来そば」始めます!

お料理について

 

「在来そば」始めます。

以前より「おそばないの?」というお客様の声を多数いただいてました。

 

いままでは「麦とろ屋なので」と対応してましたが、この7月から平日限定・数量限定ではありますが
始めさせていただくことにしました。

 

 

とはいえ、丁子屋ならではがいいな~ということで。

ご縁ある手打ち蕎麦「たがた」の田形さんよりゆずっていただき、福井県大野在来のおそばを提供できることになりました。貴重な在来そばです。多くの方に喜んでもらえるように、数量は限定ですが、平日のみ毎日20食ご提供いたします。(リンク:しずおかオンラインさん「静岡の注目人物インタビュー」より)

 

 

その名も

限定そばとろ膳 「 在来 」

 

 

丁子屋の一番人気の定食は「丸子」。
一番覚えてもらいたい名前です。

同様にこのセットの名前も一番覚えてもらいたい名前にしよう!ということで
そのまま「在来」

 

できればすべて在来作物でってのが理想でしょうが、まずはできることから。

 

お蕎麦・・・福井県産大野在来
福井県には多くのそば産地があるそうです。そしてほとんどの農家さんが扱うのが在来のそば。   【丸岡在来】【永平寺在来】【今庄在来】など在来そば王国のようです。その中からたがたさんと農家さんとの信頼関係のもと手に入るようになったのが今回の【大野在来】です。

 

自然薯そのまんま・・・こちらはもちろん静岡県産の在来自然薯。
 県内20軒の契約農家さんよりいただいてます。とろろ汁に味付けする前の、自然薯そのものの味と香りをお楽しみください。

 

三島のたくあん・・・富士山の裾野に広がる台地で作られたたくあんです。 
くわしくはこちらをどうぞ。https://www.chojiya.info/blog/post-537

 

*そもそも在来作物とは

・・・在来作物(ざいらいさくもつ)とは「ある地域で、世代を越えて、栽培者によって種苗の保存が続けられ、特定の用途に供されてきた作物」です。親から子へ、子から孫へ、代々にわたり採種(タネをとること)の方法、さらにはイモの保存方法といった種苗の保存のノウハウ、焼き畑のような昔ながらの農法とともに、地域や農家に受け継がれてきた作物です。そのことから「生きた文化財」とも言われ、地域の知的財産として見直しが始まっています。(映画「よみがえりのレシピ」HPより)

 

7月・平日・20食 限定

限定そばとろ膳「 在来 」 ¥1,980(込)

 

 

 

 

その土と風で育つ。

お料理について

 

三島に行ってきました。

丁子屋で取り扱う沢庵の現場視察です。

 

昔ながらの製法で作り続けている箱根物産さんを訪ねました。http://hakonebk.jp/

 

 

少し前に、その土地に残る沢庵の特集で雑誌「サライ」にも掲載されたようです。

やっぱり!自他共に認める雨男ぶりをこの日も発揮してしまいました(⌒-⌒; )

本来、この雲の向こうには富士山が見えるそうです。先方のみなさんも「富士山も見えるし、伊豆半島もほとんど見えるし、夜も夜景が綺麗だし!」と、再三景色の良さを伝えてくれたんですが。

 

空梅雨だといってるのに。

雨男ぶりを発揮し、この日は電車も運転見合わせるくらいの大荒れ模様でした(笑)

 

先方の息子さんに、富士山が見える写真を送ってもらうようお願いしてきました(^ ^)

息子さんと専務さん。

右は丁子屋の佐藤店長。

 

専務さんの話より。  

冬には富士山から吹き下ろす風がある。そしてこの大地は火山灰土。ミネラル豊富なこの土地だからこそ、美味しい野菜が育ち、 この風のおかげで干し大根が出来上がる。

私はこの風景を息子たちに残したいきたい。

 

 

 

 

丁子屋と相通じるものがありました。

 

 

 

もともと自分たちとしては、本当にたまたま出かけた食材の展示会。

そこにはじめて出店してた箱根物産さん。

 

始まりはそんなたまたまの出会いからでした。

 

 

その展示会に誘ってくれた小倉屋の早川さん。商品でご縁を繋いでいただきました。ありがとうございます!

http://oguraya1946.jp/

「とろろ豆腐」始めました

お料理について

毎年この時期になると始める「とろろ豆腐」ですが。

厨房でいろいろと相談してくれて、ちょっとモデルチェンジしました。

 

 

 

上の写真が去年まで。

豆腐自体は「豆乳+自然薯+にがり」でいっしょなんですが。

銀あん(少し甘めのとろみをつけただし)をかけてました。

 

 

 

下の写真が今年。

よりシンプルに、豆乳と自然薯の香り、味わいをそのまま楽しんでいただきたいので、

①銀あんをやめました。

②そのままでもいいし、お好みで特製のだし醤油を付けても良いです。

 

楽しみ方はそれぞれ♪

 

520円(込)

9月中ごろまでやってます。

 

 

 

「その時の今を積み重ねていこう」

とろろに関しては変えずに自然薯・味噌・だしの風味をそれぞれに出すぎることなくバランスよく。

一品に関しては、その時代時代の料理人さんの感性。過去を否定するのではなく、一つの考え方として、じゃあ今の自分たちはどうか?できることをやっています。

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