丁子屋 十四代目ブログ

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生産者と植え付けお疲れ様会

自然薯のこと

#静岡県はとろろ県

 

【生産者ととろろパーティー】

前からやりたかったのですが、ようやくの実現です。先日、生産者を招待して植え付けお疲れ様のとろろパーティーを行いました。

 

この様子、実は

8月16日(土) 8:00〜

S-Wave「saturday nature シャングリ・ラ」

https://www.jcbasimul.com/swave

↑こちらにてラジオ放送があります。ぜひお聞きください。

 

 

 

 

そして厨房にも入ってもらい自ら揚げ物にも挑戦。
厨房スタッフのレクチャーを受け、苦戦しながらも楽しんでくれてました。

 

 

 

「出来上がりが見えないから自然薯は掘り取るまでわからない、博打みたいなもんなんだ」
と言ってましたって、、、スタッフの心にも響くものがあったようです。

 

作ってくれる人がいなければレストランは営業できません。

その人たちと触れ合うことも現場スタッフにとっては貴重な体験となったようです。

 

【作り手と使い手】
この協働関係が続くことで丁子屋の味も歴史もつながっていきます。

ますます多くの方に喜んでいただければいいなと思います。

 

そのためにはまずは自分たちが楽しく、そしてこの丁子屋との関わりの中で、お互いを高め合いながら、幸せな時間を過ごしていけることが大事だなと思います。

 

 

生産者からの話を直接聞いて「とろろ道入門所」はますますパワーアップしていきます。

次回開催は8月24日(日)15:30~
夏休み、お子さんとのご参加でもお友達同士・ご夫婦でのご参加でも♪
Let’s とろろパーティー! お申し込みはこちらから⇓

https://manaviva-suruga.com/tour/LIFE.html

 

#丁子屋 #自然薯 #swave 

進化する丁子屋①冷蔵庫

丁子屋のなかのこと

お客様が入ることはないですが、丁子屋のバックヤードは自然薯を提供するための要塞です。

 

【自然薯の動き】
県内生産者から年間12~14tの仕入れ
➔冷蔵庫から出庫
➔毛を焼く(通称「毛焼き」)
➔洗う・傷をとる
➔すりおろす
➔調理
➔提供

という自然薯の動きです。

 

それらをまかなう設備は1965年前後(昭和40年)に作りました。
茅葺き移築に伴い、建物全体で自然薯の供給設備を作ったんだと思います。

 

で、この度冷蔵庫新設しました。

 

この夏も故障の心配もなく乗り越えられます!

変えちゃいけない価値観

十四代目のひとりごと

人間の価値観って勝手だ。

時代が変われば価値観も変わるもので、

というか価値観が変わることを「時代が変わる」と、表現するんだろうな、とか思います。

 

 

丁子屋で言ってみれば

50年前は大反対されながら移築した茅葺古民家も、今では文化庁も「国民的財産」と認めてくれた文化財になってたりして。

 

でも身の回りの当たり前の中にこそ、実はとても大切なものがあったりするんじゃないかなと思う。

 

 

ただし、身の回りはとても変化が早い。

便利になることは当然歓迎したい。

変わること=発展=素晴らしいこと

と全ての変化をそう捉えてしまうのは怖さもあるなと感じる。

 

 

だからこそ、何を残して、何を残さないのか。

ブレない判断基準があった方が良い。

「振り返れば未来が見える」という祖父の言葉が響いてきた。

 

 

ーーーーーーーーー

この夏休み、妻の帰省を利用して、話題の大阪万博に行ってきました。

人工心臓もすごかった。そう遠くはない未来に今まで救えなかった命が救われるはず。

 

 

でも個人的に何が良かったって、

大屋根リングからの夕焼けをみんなで見れたことかな。

 

 

さらにその帰り

1970年の万博会場にある岡本太郎さんの太陽の塔の中にも入ってきました。

 

過去➡︎現在➡︎未来

という万博テーマに加え太郎さんが加えた

「人間の身体、精神のうちには、いつでも人類の過去、現在、未来が一体になって輪廻している」

 

太陽の塔について語られているのはこれだけで、あとは自由に感じてくださいとのことでした。

 

 

1番最初の「過去:根源」というテーマにあったのは

「いのち・ひと・いのり」

 

55年前の万博の中心にあって、何を大事にすべきか、変えちゃいけない価値観を示されてるように感じた。

語らずして語る太陽の塔

 

 

 

 

奇しくも万博が開かれた1970年は丁子屋が法人化した年でもあり、茅葺移築を開始した年。

半農半商だった柴山商店から企業としての転換期の始まりの年でもあります。

 

満洲への出征、4年に及ぶシベリア抑留からの帰国、その後婿入りした祖父が中心となり、世間の価値観とは逆行して茅葺を移築。

 

変わりゆく価値観の中で、変えちゃいけないなと思うこと。

 

そして世界的にみても変えちゃいけない価値観だなと、原爆の日、広島市長の平和宣言を見ながら思いました。

 

 

いのち、ひと、いのり

 

 

 

戦争はいらない。

人との出会いを大切に。

 

終戦の日に他界した祖父にも通じるものがあるなあと感じます。

太郎さんと12代目祖父と私。

全然覚えてないのがもったいない!

 

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