丁子屋 十四代目ブログ

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11/15とろろ寄席のご案内

営業情報(イベントやお休みのお知らせ等)

16回目になる2017年秋の回は、東京、名古屋、大阪の新作派の芸人さんが勢揃い!の昼夜2公演です!

昨今は、落語は古典芸能と言いますが、らくご創生期の江戸の頃は元々はすべて新作だった・・・・ということで、今回は収穫の秋とも因んで、それぞれの地域を代表する新作派の競演をお楽しみください!

 

 

上方落語より~  笑福亭羽光 *笑福亭鶴光門下/落語芸術協会

江戸・東京落語より~  川柳つくし *川柳川柳門下/落語協会)

名古屋落語より~  雷門獅篭
        *雷門小福門下/海演隊(東海地区に演芸を広め隊)

★今回の地元ゲスト 講談・佐野まり遊さん

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【 お江戸の雰囲気で愉しめる!とろろ寄席 】
     -第16回-『東名阪・新作収穫祭』編

日時:2017年11月15日(水)
   昼席_13時半開場/14時開演
   夜席☆_18時半開場/19時開演
   (各回上演時間100~120分予定)

会場:元祖とろろ汁・丁子屋_宗長の間

席亭_14代丁子屋当主・柴山広行 *今回も開演の太鼓ほか
案内人_ぬのむらアツシ(らくご笑クササイズインストラクター)

 

▼木戸銭・前売
▽おとな
①早割(10/18迄)¥2,000
②前売(10/19~前日まで)¥2,300
➌当日¥2,600

▽こども(小~高校生まで)
こども¥1,000円 *予約・当日問わず 
*未就学児無料ですが、周囲のお客様にご配慮をお願いします。

 

▼お食事も
お食事券 「本陣」定食
(通常¥2,150➡¥1,600)

※セット御食事券は、お求めいただいた日から次回開催月の前の月の月末(今回お求めのお食事券は1月末)までご利用いただけます。※1枚の寄席チケットにつき3枚までお求めいただけます。

 

▼会場内でも
食べて飲んで笑っていただけます!

お飲み物(丁子屋オリジナル・東海道広重ビール、枡酒など)
助六
おつまみ

 

*切符の取扱やチラシの配布などとろろ寄席サポーター店を募集しています。よろしくお願いします。
*直接メッセージやお電話にてお願いします。
*前売券は開催前日まで発売。なくなり次第、札止めとさせていただきますので、お早めにお求めください。

お問い合わせ・お申込のお電話
054-258-1066(丁子屋)*10~19時/木曜定休

クラウドファンディング目標達成のお礼!

丁子屋と歴史

来年行われる茅葺修復の費用1,400万のうち1,000万円をご支援いただいたクラウドファンディング

目標金額の1,000万円に到達いたしました。

 

 

この場を借りて、ご報告を御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございます!
宿場関係の皆様や、お客様、地元の皆様などたくさんの方にご協力いただきました。いくつものミラクルがりました。本当にありがとうございます!

 

丁子屋の421年目の歴史は、皆様の温かなご支援と応援により、新たな歴史をいただきました。

今後も家族や社員のため、お客様のため、地域のため、そして東海道のために精進してまいります。引き続き応援よろしくお願いいたします!

 

今日は改めて、今回のチャレンジのそもそもの思いをお伝えしたいと思います。

Ready forさんのサイトにも掲載しているものですが、改めてお伝えします。

 

 

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「どうしても残したい浮世絵の風景」

自分たちは今も昔も「とろろ屋」なのです。

この浮世絵は先代(12代目のじーちゃん)が集めてくれたものです。

約200年前(1833年)に描かれた丸子の風景です。

でも丁子屋の創業は1596年。

ここからさらに237年前にさかのぼります。

 

たぶんその頃も丸子周辺では自然薯が採れていたし、

それをとろろ汁として食べる習慣があったんでしょうね。

そこから400年。

 

 

 

この絵に描かれているのは

とろろ汁をすするお客さん(弥二さん・喜多さんといわれています)

とろろ汁を提供するお母さん(今でいうと自分も含めスタッフさん)

自然薯を丁子屋に売って帰宅途中の自然薯農家さん
(現在20軒の農家さんから自然薯をいただいてます)

なぜこの人が自然薯農家さんなの?って説明はこちらで詳しくしてます。

そして
お母さんの背中には赤ちゃんの姿
しっかりと次の時代が描かれています。

そしてじーちゃんが50年前、移り行く世の中で「丁子屋には歴史がある」と、

この風景を残すために茅葺を移築してくれました。

 

 

 

さらにさかのぼって江戸時代
浮世絵はまだ見ることのない風景や名物に思いをはせ、

「行ってみたいな~」という庶民のあこがれ。

 

では現代はどうか?

 

東海道という名前は鉄道の路線名として一般的になってますが、

本当は人と人が行き来し、そこで暮らしていた場所の名前だし、

今でもちゃんとそこに残っています。

ただ、少しだけ普段の生活とは離れてしまっただけ。

 

広重さんの浮世絵1枚あったおかげで、
丸子(丁子屋)には昔からの風景が今も残り、

旅人やそこで暮らす方たちとともにあり続けています。

で、この絵を細かく見ると上のような今と変わらない風景、

人と人の繋がりがあります。

 

これから先もこれでいいかなと思っています。

 

とろろ汁をひろげるぞ~!って海外へ行かなくても、

東海道があり、江戸時代からの伝統的な製法で作られた鰹節や安倍川餅や

いろんな名物があり、浮世絵にも描かれた風景がまだ残っている。

そして、宿場や沿線、東海道から外れた山や海や
それぞれの地域ごとに「今」をめっちゃ楽しみながら生きている人たちがいます。

そこに暮らす人と、そこを訪れる人。

それぞれがつながり楽しめる空間がこの浮世絵には描かれているし、

いまの宿場にも残っています。

今日は「どうしても残したい浮世絵の風景」のお話しを

お伝えさせていただきました。

だからこその今回のプロジェクトであるということを

知っていただければありがたいです!

9/25自然薯畑でミーティング

自然薯のこと

年2回自然薯生産者みんなで、お互いの圃場を回ります。

 

お互い忙しいシーズンは同じなので、情報交換も兼ねて、畑の様子をみんなで見ます。

するとこんないいことが(^^)/

 

・畑の手の入れ方をお互いに教え、教わり合える!
・新しい資材の情報交換ができる!
・「これ、なんかの病気かしらね~?」「これ白絹病だね~。周りを掘り取って、土を畑に残さないようにしないとダメだよ~」みたいな、自分じゃ気づけなかったことを教えてもらえる。

 

年一回しか栽培できないので、作業の仕方や、どんどん新しくなる商品など、年配の方もこの時間に情報共有することで、参考になるみたいです。関わってきた年数とともに、それぞれの畑の状態(畑の傾斜や雨・風・太陽の当たり方など)によっても対処法は様々なので、正解はこれ!という画一された答えがありません。

とにかく情報共有を重ねて、より良い自然薯を目指します。

 

世代交流・地域交流など

生産者×レストランの関係性はゆるやかに、でもがっしりと築いていきたいです。

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