丁子屋 十四代目ブログ

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7/7まで京急百貨店さまにて出店中

営業情報(イベントやお休みのお知らせ等)

現在横浜「京急百貨店」さまにて

「富士山周辺うまいもの会」にて冷凍とろろ汁の販売させていただいてます。

コロナ禍なので体温チェックや宿泊先での行動など厳重に注意しながら1週間の販売を行っています。

https://www.keikyu-depart.com/kqdep/topics/event/saiji_tmp01.html?p_id=85661

 

期日は7月7日まで。

お近くの方はぜひお越しください。

 

実はこうした他県での百貨店出店は今回が初めて。

お声掛けいただいた京急百貨店さん有難うございます。

 

とにかく!

最初は右も左も全く分からない状態でした。でも売り子のMさんのアドバイス、すごく勉強になってます。

お客様に寄り添った言葉かけ。
このMさん、さりげない声掛けなんですが、とにかく言葉選びに無駄がない!

「いろんな経験してきたから」

って軽くいうけど、頼もしい存在です。

冷凍とろろ汁や丁子屋焼き・白みそ漬けローストビーフを販売しています。

 

 

そして今回本当にありがたいなと思ったのは

多くのお客様より「なつかしい~」とか、「いったことあるよ!」って声をかけていただけること。初出店なのにすでに知っていただいてるということのありがたさ。

 

静岡にいる時は、「丁子屋を目指してきてくれる方にサービスを提供している」。

ところがここでは「興味のない方に振り向いてもらう」ことからのスタート。

そこからの「じゃ買ってみようかしら」までのやり取りが丁子屋にいても経験できないなと思いました。

商品を買っていただくことのありがたさを痛感してます。

 

それと同時に「丁子屋を目指してきてくれるお客様がいること」の有難さも。

これは自分だけの頑張りではなく、今現場にいるスタッフも含め、先祖代々の今までのみんなの積み重ねだなと改めて繋いでいくことの大切さを感じました。

 

最後に、
自分がいない間の、会社や子供3人いる家のことなどなど、頑張ってくれてる奥さんにも大感謝。
いつもだけど、今回も本当ありがとう。あと3日間頑張ってきます。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最後に

関東地域にお住まいの方にお知らせ!

7月6日(火)15:40~
テレビ東京「よじごじDAYS」に丁子屋出演します。

ぜひご覧ください♪
https://www.tv-tokyo.co.jp/yojigoji/

 

#京急百貨店
#若葉マネキン
#丁子屋
#冷凍とろろ汁
#信光
#よじごじDAYS
#テレビ東京

清水銀行さま、雑誌「more」さまにご掲載いただきました。

メディアに取り上げていただきました

清水銀行さまの会報誌

安倍川駅周辺・丸子特集として掲載いただきました!

駿府の工房 匠宿さんの新装オープンに伴い、丸子特集を組んでくれました。

それ以外にもここ数年で新しいすてきなお店も少しずつ増え始め、古くて新しい丸子の魅力はまだまだあるなと、地元にいながらこれからの丸子が楽しみです♪

 

 

「MORE」さま掲載

佐藤栞里さん責任編集の静岡グルメ特集で

丁子屋の「自然薯みそセット」を体験していただきました。

栞里さん自らとろろつくりを体験し、その感想を文章にしてくれましたよ。

https://more.hpplus.jp/odekake/gourmet/66905/3/

 

~~~今後の放送予定~~~

7月6日 テレビ東京さま「よじごじDAYS」

7月10日 テレビ静岡さま「くさデカ」

 

ちょっと古い写真の話

十四代目のひとりごと

店内に飾ってある写真です。

このあたりの歴史はテレビでは取り上げられにくい話題ではありますが、それでも江戸時代から現代までの移りかわりを伝えるものです。

現在もまさにコロナに直面してます。

きっとどの時代のみんなもいろんな問題に直面していただろうし、まったく平坦な人生なんてないと思います。

 

今でいうと

通信販売を始めたり、
マイクロツーリズムのような街道沿いや地域ごとの連携が動き出しているのは

 

こんな逆境だからこその
「生き残りをかけた進化」なのかもしれません。

 

いずれ当たり前になってることも、

「あの苦しみの中だからこそ生まれたよね」って振り返られる日が来ます。

 

 

その時の為に、

この長いトンネルの先にどんな風景を見据えながら、今どう動くか。

そう考えたらとてもしんどいけどドラマチックな瞬間なんだと思います。

 

「大きく変わる」と書いて「大変」

 

これも何となくわかる気しません?

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店内に設置してあるちょっと古い写真

 

 

キラキラスーツの岡本太郎さん(右)と12&14代目。

残念ながら全く覚えてません(;^ω^)

 

1964年、前回のオリンピック聖火リレー。

東海道も走ったようです。

 

1970年かやぶき移築前の丁子屋。

角度は浮世絵と同じアングル。

同じ場所で、同じアングルなのに。

やっぱ茅葺があるのとないのとでは、かなり違った風景になります。

1970年解体風景。

先ほどの太郎さんの部屋が街道沿いに面していましたが、

それを後ろに引きずって(引家【ひきや】というそうです。)できたスペースに茅葺を移築しました。

 

1971年4月16日

先月移築してからちょうど50年を迎えました。

 

戦後からはシベリアに抑留、4年後に命からがら帰還し、丁子屋に婿入りした12代目。

その奥さん(僕の祖母)とともに戦後から復興、経済成長の時代を乗り切ってくれました。

その間、茅葺を移築したり、自然薯の栽培を静岡に普及させたりと、祖父は丁子屋の基礎を築いてくれたいわば創業者。

その祖父の話をニコニコと、いつも聞いていた祖母の姿は今もしっかりと記憶に残っています。

 

 

11代目賢吉さん

僕が小学校の時に他界しましたが、13代目の話によると

擂り粉木を握り続けたことで手には硬い「たこ」があったんだそうです。

 

当時は人を雇うほどの店でもなく、街道の茶店だったと思うので

まさに浮世絵のあの雰囲気だったんだと思います。

 

大正時代には「汚すぎるので、もしとろろ汁を食べたいのなら「府中」(現静岡市街地)まで行って、

器を借りてきた方がいいよ」と書かれた小説も残っています。

それを乗り越えてきてくれたおかげで今があるんだなと。

知らないだけでどの時代にも苦労があったようです。

広重版画を読み解く

ここまでくると、先人に感謝ってなりがちですが。(それも大切ですが)

こんな不安な状況の中、日々お客様の為に頑張ってくれているスタッフや、そして自分の家族に。

 

 

今「ありがとう」と直接言える人たちにちゃんと感謝を伝えながら、

変えていくべきは変え、残すべきは残していかなきゃなと思いした。

 

「今」を大事にしていきたいなと思います。

丁子屋ショップサイト

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16:30〜19:00(L.O.)
19:40閉店

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・お部屋料金 平日¥1,100 土日祝¥1,500
・4名様よりお受けいたします
・土日祝日は20名様以下
・入店は12:00までにお願いします
※お正月、G.W.、お盆、連休などの繁忙期はご利用いただけません。ご了承ください。
※お食事以外でのご利用はご遠慮願います。

●営業時間
平日  11:00〜14:00
土日祝 11:00〜15:00(L.O)
    16:30〜19:00(L.O)19:40閉店

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クレジットカード各種、paypay、LINE Payをご利用いただけます


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