丁子屋 十四代目ブログ

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年別アーカイブ:2017年

8/15  時代を引き継ぐ。思いを引き継ぐ。

十四代目のひとりごと

お盆の貴重な時間に15~20分も並んでいただき、赤ちゃんからおじーちゃん、おばあちゃんまで、多くの世代の方に喜んでいただいてます。ありがたいことです!

 

今の丁子屋にとって、その基礎となるものはちょうど去年の明日8月15日に亡くなったじーちゃん(信夫さん)のお陰かと思います。

 

そしてそれを支えてくれたおばーちゃん(かねさん)の支えあってのものでしょう。さらにさらに、それを支えたのは自分の両親や社員さんたちのお陰なんですけどね。

 

第2次世界大戦のシベリア抑留から生きながらえたじーちゃんは、親戚だったばーちゃんと結婚し、丸子に婿入りしてきました。

婿入りして客観的に見えてたじーちゃんだからこそ、
そして当たり前に生きられる時代じゃなかったからこそ、

 

今あるものが素晴らしくて、
いくつになっても目をキラキラさせて、
テレビカメラの前でも、子供たちの前でも同じように一生懸命話して、

きっといくつになっても夢があったんだろうね。

 

だから「自然薯」栽培も自分が勉強して、県内の農家さんと一緒になって取り組んだんだよね?

世間の流れとは逆行して反対されながらも「茅葺屋根」を移築したんでしょ?

お店の営業は息子に任せて、これがあっての丁子屋だと地域の歴史を顕彰し、大切にしたんだよね。

たぶん、そうなんだろうと思います。。。

 

 

 

今日もとろろ汁が美味しいってたくさんの方に喜んでもらえたよ!

 

社員さんも元気に笑顔で頑張ってくれてるよ。

 

そして、トモ子さん(僕の奥さん:現在子育て奮闘中)も最近店で頑張ってくれてるし、ひ孫たちも元気に育ってるよ。

 

 

「当たり前なことなんてない」と、

 

今の「あたりまえ」がない時代を生き抜いたじーちゃんとばーちゃんからは、いつもそう言われてるように思います。

 

すっごく苦労して、それでも生き抜いた。
戦争にもまけたからこそ、そんな人間が自分のじーちゃんという身近にいる存在だからこそ
これからの時代を築いていく自分たちが何を感じ、何を次に残していくか。
日々の生活の中で考えながら生きたいと思います。

 

 

8月15日(終戦記念日であり、じーちゃんの命日)を前に、ありきたりかもしれないけど、今の「有り難いこと」に感謝し、忘れないようにとつづってみました。

ひと夏の思い出に「空の旅」いかがですか?

静岡の面白いとこ

14代目の初体験!

 

パラグライダーに乗ってきました。

 

まあとにかく別世界!
丸子から車で15分で集合場所に到着。

そこからダイラボウ山頂へ15分ほどで出発地に到着。
そこはダイダラボッチの足跡だといわれる「ダイラボウ」

 

地図はこちら↓
https://goo.gl/maps/SsNahsBU4Az

 

習うより慣れろというより、もうされるがまま。
パイロットのてっちゃんにすべてを任せ空中遊泳を満喫しました。

 

14代目奥さん:キャーとかいいながらあっさりフライト。
で、この表情だからほんと楽しむことに関してはうらやましいくらいすごい才能だとおもう。

 

 

 

 

そして自分。
雨男の自分でしたがこの日は晴れ!
でもおめあての風がなかなか吹かず。風を待つこと20分。
でもこの間の鳥のさえずりや、風に神経を集中させる経験とか。このまま断念ということもよくある話らしいのですが、初めての自分にとってはこれから飛び立つ不安やら、まだ~という妙なじらされ感やら。

待ってる時間は味わったことのない複雑な感覚でした。

でも!

待った甲斐がありました。
見事な上昇気流に乗り出発地点(550M)をはるかに超えていく大フライト!

 

夏の思い出にいかがですか?
日常がまるっきり変わりますよ。

お一人¥10,000

お子様もできます!(うちもやらせたいな~)

 

お問い合わせ

冒険倶楽部パラグライダースクール:塩坂邦雄さん

飛亭手塚英孝さん

 

 

12代目の一周忌、その日に。

丁子屋と歴史

7月25日去年他界した先代、12代目柴山信夫の一周忌を執り行いました。
くしくもちょうどその同じ日に、静岡新聞さんに来年行う茅葺修復の記事を取り上げていただきました。

 

 

13代目と顔を見合わせ、なんだろね~このタイミングは。

と驚きました。

 

1970年、
次代の流れとは逆行して建てた茅葺。

 

約50年経ったいまは。

そのおかげで今の丁子屋があると感じてます。

 

静岡新聞に取り上げていただきました。

 

今回の茅葺修復も、多くの方からの支援をいただき進めていこうと考えてます。

 

支援いただくことで、応援コメントいただくことで、そして広く知っていただくことでみんなの風景にしていただければいいなと考えてます。

 

建物の所有は丁子屋かもしれませんが、それは広重さんに描いてもらい、今も旅する多くの皆さんの東海道の風景の1つとして楽しんでいただいてます。

 

だからこそ、自分たちだけではなくみんなの風景なんだと思います。

 

その形が今チャレンジさせてもらってるクラウドファンディングという形にぴったりなんだと思ってます。

 

 

 

さらに!

 

今週金曜7:25〜

SBSラジオ情報三枚おろしのコーナーでも、想いを伝えさせていただきます。よろしくお願いします!

 

 

来年の修復作業の様子は、一般の方にも見ていただくための作業見学場も設置する予定です。

 

そして支援を募るクラウドファンディングはこちらから

https://readyfor.jp/projects/tororotokaidochojiya

 

 

 

さらに茅葺職人と大工棟梁の話を聞くイベント。

「だから茅葺は残したい!」

ご案内はこちら

https://m.facebook.com/events/458230731209017/?ti=icl

 

 

10月6日までに、1,000万円というまだまだ先の長い挑戦ではありますが、将来振り返ったときに、

 

「みんなの協力をいただいて、この茅葺はできたんだよ」って、そうやって今の時代のみんなから、次の時代のみんなに渡したいです。

 

 

 

引き続き皆様のご支援、が協力をお待ちしております。

 

 

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