丁子屋 十四代目ブログ

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希望のつぼ

歴史資料館・特別展

店内資料室にはご覧のように 

 でん! 

と構えるこんなツボがあります。

茅葺を移築してきた1970年(昭和45年)当時からあったとのこと。

 

ご来店のお客様から善意としてご寄付いただいています。

以前は交通遺児基金として寄付させていただきましたが、その組織がなくなると同じくらいに東日本大震災が起きました。それ以降ご縁いただいた宮城県南三陸町の漁師さんに送金させていただきました。

 

そして去年の熊本地震以降、1年分の¥158,083を静岡県ボランティア協会さんよりご紹介いただいた嘉島中学校に寄付させていただきました。

地元の中学生たちが自分たちにできることでまちを元気にしたいと、清掃活動や花壇の整備などをしているんだそうです。

 

 

 

この「希望のつぼ」

実際はこんな感じで染物の壺として、土中に埋めて使われていたものようです。

 

写真は由比の手ぬぐい「正雪」さん

https://machipo.jp/location/3755

 

この壺いっぱいになったらものすごい金額になると思います。

 

  そして今回、嘉島中学校生徒会執行部の皆さんからすごく丁寧なお手紙をいただきました。

~一部抜粋~

地震後に立ち上げた「嘉島中復興プロジェクト」も小さな活動ではありますが、みんなで力を合わせ嘉島町に元気を届けるために取り組んできました。また、体育大会や文化祭においても『嘉島町に元気を』を合言葉に私たちが創り上げた行事をたくさんの地域の方にみていただきました。

熊本地震では辛いこともありましたが、人と人の繋がり、温かさを改めて感じることができました。これからも復旧・復興に向けみんなで力を合わせ頑張っていきたいと思います。

 

 

東日本震災以来、とても大切なことに日本全体で気づけたように思います。

命の大切さ。人とのつながり。今ある「当たり前」の「有難さ」。

 

そして自分が今何ができるかを、みんなで考えるようになったんじゃないかと思います。

 

仕事もそう、家庭でもそう。

 

人がどうこうじゃなく、じゃあ自分に何ができるかを考えたいなと思います。

 

その一環として、ご来店のお客様には少しずつお気持ちをいただいて、

「希望のつぼ」から届けさせていただいています。

 

 

嘉島中学校さまからお手紙をいただいたので、そのご報告もかねてお伝えいたします。

いつもありがとうございます!

 

 

 

 

 

生産者とともに!

自然薯のこと

 

丁子屋の料理にとって欠かせないもの。

 

それは何よりも自然薯。

 

 

現在20軒の生産者さんより、丹精込めて作ってもらった自然薯を提供してもらってます。

 

今回、丁子屋としての農薬基準を作りました。

今までもありましたが、より一層お互いの理解を深め、さらにコミュニケーションをとりながら進めていきます。

 

目指すべきは安心、安全な自然薯。

字のごとく、「自然の(摂理の中で育つ)薯」。

 

今回のミーティングを受けて、文言など修正してから改めて基準は公表させていただきますが、静岡県が指定した基準よりはかなり低くなってます。

農薬はなるべくなら使いたくないと思うのは、消費者はもちろん、生産者もレストランもおなじ。

 

 

しかしながら使わないことで自然薯ができないとなると、生産者さんの生活も、レストランとしても困ってしまいます。

 

なので低農薬、減農薬を実践してます。

自然薯栽培は一年に一度きり。

 

 

それぞれが隠さずにお互いの知識や経験を共有することで、より良い自然薯を目指します。

 

年齢も栽培年数も違うもの同士、

会話を重ねることで理解を深め、関係を深めていきます。

 

 

そして今日もとろろ汁としてお客様に届けます。

 

食べただけではわからない、生産者さんの想いも一緒に届けることが、レストランとしての責任だと考えてます。

 

 

 

 

笑いで脳トレ!

十四代目のひとりごと

先日のことですが、

いつもとろろ寄席を一緒にやってる布村さんの主催するイベントに行ってきました。

 

その名も

「らくご笑クササイズ」(エクササイズ)、

 

 

 

落語の題材である江戸の諸々を掘り下げてくれます。今とは生活そのものが違うので、文化や習慣など「そもそも」というところをレクチャー。

例えば、この日のテーマは[相撲]でしたが。

 

古事記から始まり、儀式として行われた平安、鎌倉時代。

 

その流れの中でお寺の修復費などを集める目的で、興行的な側面が現れ、そして江戸時代になると広く民衆の楽しみになる。

 

とか。

 

 

それまでは実は「土俵」がなかったり、「横綱」がいなくて大関までだったり。

とか。

 

 

今につながってはいるけど、ちょっと違う相撲についてのお話を「ヘェ〜」とか「なるほどねー!」って聞いた後にいよいよ落語。

 

 

そうすると、落語自体も理解が深まるので、より面白く感じます。

 

この日の会場は静岡駅前地下で機織り体験などをやらせてくれる

「YUTORI 」さん

 

興味深かったのは機織り的視点で相撲を見ると

この「化粧まわし」というのは多くが博多で織られる。 とか。

数万から数千万円。 とか。

 

 

で、エクササイズというだけあって笑いの効能も教えてくれます。

 

 

脳卒中や脳梗塞のように血管に詰まることで命に係わるような大事になりますよね。

そのかなり大きな要因といわれるのがストレス。

 

ストレスを感じてない人に比べ、感じる人は65%も高い割合で循環器系の病気になってるというデータもあるとのこと。

 

 

 

じゃこのストレスとどう向き合っていくか。

 

 

なんと「笑う」ことって軽く運動したと同じ効果があるんだそうです。

 

血管が広がり血液量が増える。

 

するってぇ~と~

交感神経から副交感神経へとスイッチが入れ替わりリラックス効果につながる。

 

 

ということは

 

「血が昇る」→「笑う」→血液量増→リラックス=「頭を冷やす」

 

すばらしい~!

 

ってとこまでいったら、ここからが笑(エ)クササイズの本番!

 

 

 

今回は「相撲」にちなんで『とんち相撲』。

 

「○〇対△△ 押し出しで ○○の勝ち~」  

みたいに相撲になぞらえてのとんちエクササイズ。

 

自分が答えたのは

「お刺身盛り合わせと鉄火丼」

『つま落とし』で「鉄火丼」の勝ち!

 

ってわかりました?

 

 

 

一度考えてみてください。(笑)

 

 

そんなこんなで笑って脳トレしての濃厚な2時間でした。

 

 

 

実はこのエクササイズ、毎月市内3か所で順番にやってます。

 

 

次回は用宗Sarry,s cafeさんでお散歩付きのエクササイズ。

 

そして清水のホテルクエストさんではビジネス×らくご笑クササイズなんだそうです。

コミュニケーション能力もきっと高まるはず!

 

珍しく長文になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。

 

らくご笑クササイズ

 

 

丁子屋では5月の寄席もよろしくお願いします~!

 

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